常に兄のマルクスに負けて泣かされていた? 弟ケフレン・テュラ...の画像はこちら >>

兄弟の直接対決は大きな話題に photo/Getty Images

今月の直接対決では兄弟揃ってゴール

今月13日に行われたセリエA第3節インテルVSユヴェントスは、テュラム兄弟にとって特別なゲームだった。インテルには兄のFWマルクス・テュラム、ユヴェントスには弟のMFケフレン・テュラムが所属しており、このゲームでは兄弟揃ってゴールを記録。

試合はユヴェントスが4-3で激闘を制した。

名門インテルとユヴェントスの選手として兄弟揃ってゴールを決める展開はテュラム一家にとって特別なものだったに違いない。弟ケフレンは『CBS Sport』に対し、ピッチで真剣な表情をしている兄が隣にいるのは不思議な感覚だったと振り返っている。

「素晴らしいダービーだった。試合中に隣にいた兄が笑顔も見せず、自分のプレイに集中していたから、変な感じだったよ。普段はよく笑うし冗談も言うけど、あの試合中は違った」

「子供の頃から兄はアタッカーだったから、僕はいつも守備側だった。兄の方が上手かったから、兄にからかわれて最終的には泣いていたね。全てにおいて競争があった。FIFA(ゲーム)をしている時もNBA 2Kをプレイする時も、遊び場でも常に競争があったんだ。常に泣くのは僕だったけどね」

その競争が互いの刺激となり、選手としての質を高めることになったのだろう。兄マルクスとしてはユヴェントスに敗れた悔しさもあっただろうが、弟ケフレンの活躍は嬉しかったはずだ。



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