ランキング首位ベッツェッキがまさかの出場停止 マーシャル平手...の画像はこちら >>

アプリリア・レーシングのマルコ・ベッツェッキ Photo/Getty Images

衝撃行為

MotoGPのタイトル争いに大きな波紋が広がっている。

ランキング首位を走るマルコ・ベッツェッキが、チェコGP決勝への出場停止処分を科された。

問題となったのはスプリントレースでの行為だった。ベッツェッキはレース終盤、残り2周の時点でターン3のグラベルトラップで転倒。回収作業にあたっていたマーシャルに対し、平手打ちを2度見舞ったという。

現場ではマーシャルがベッツェッキのアプリリア車両を持ち上げる際、誤ってスロットルをひねりエンジンを吹かしたように見えた。この行動に激怒したベッツェッキは駆け寄り、マーシャルを叩いた後、自らエンジンを停止させてその場を立ち去った。

MotoGPのスチュワードは当日の審問後に処分を決定。「マーシャルの回収作業中に押し、殴打した行為はスポーツの利益を損なうものであり、規則違反に該当する」と説明した。その結果、ベッツェッキはチェコGP決勝への出場資格を失うことになった。この処分により、ランキング2位につけるホルヘ・マルティンとの差は縮まる可能性が高まっている。現時点で両者の差は15ポイントだ。

ベッツェッキはスプリントレース後、「なぜ土曜日だけ苦しむのか自分でも分からない。今日は本当に悲しい」と語っていたが、その直後にさらに大きな問題を抱えることになった。
タイトル争いの主役に浮上していたイタリア人ライダーにとって、今回の出場停止は大きな代償となりそうである。

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