JR北海道はどうなる? 決算に見る赤字からの復活ストーリー

こうしたJR北海道ですが、事実上の補助制度である「経営安定基金」により支えられています。JR北海道にとって新幹線の開業は悲願ではあったものの、民営化以降は収益においても厳しい現実も浮き彫りとなっています。



■JR北海道のバランスシートは危機的なのか



では、ここでは改めて、JR北海の貸借対照表を見ていきましょう。平成30年度の決算では、総資産が1兆4300億円。その内訳として、経営安定基金が7685億円、固定資産が3631億円、機構特別債券が2200億円、流動資産が783億円となっています。



また、バランスシートの右側に目をやると、純資産は9208億円、1年以内返済長期借入金は71億円、長期借入金は1345億円となっています。借入金はあるものの、純資産の金額としては小さいものではありません。



冒頭に見たように、当期純損失の状況ではありますが、バランスシートは、経営安定基金などもあるものの、脆弱というわけではないといえるでしょう。



■資金の投入も始まっているJR北海道



18年7月に国土交通省により発出された「監督命令」では、北海道新幹線の札幌延伸の効果が発現する2031年度(資料では平成43年度)に経営自立を目指して、19~20年度の2年間で400億円超の財政支援をします。



JR北海道は地域の足としての役割がありながらも、株式会社としては非常に厳しい状況にあります。また北海道新幹線は華々しく開業したものの、新たに巨額の赤字を抱える結果となった現実も存在します。


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2019年8月26日の経済記事

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