出産は誰しも覚悟をして臨むものですが、いざとなると想像以上の苦痛だった、人生最大の痛みだった、と多くの人が語っています。中には限界のあまり、普段だったら口にしないような言葉を発してしまったという人も。
今回は、やさしく寄りそってくれた周囲に向けて思わず出てしまった、暴言・失言のエピソードを紹介します。
■痛みのあまり吐いてしまった暴言
「長い陣痛に疲れ果てる私を、夫がやさしくマッサージしてくれました。しかし、イマイチさすって欲しい場所からずれ、痛みは緩和しません。痛みに耐えかねた私は『ちーがーうーだーろー!!』と、例の議員のようなののしり方をしてしまいました。さらに、追い打ちをかける様に『役立たず!母親呼んでこい!!』と用済み宣言まで…。出産後に謝りましたが、気まずかったです」
この方同様、筆者も夫の要領を得ないマッサージに怒りが湧いてしまい「あんたがいるせいで助産師さんにやってもらえない!!なんで来たの?!」と新幹線で駆けつけてくれた夫に暴言を吐いた経験があります。
■どさくさに紛れて本音を暴露
「普段から嫌味な性格の姑。いつもはその発言を流すようにしていたのですが、いよいよ出産というタイミングで私の前に現れたので『またグチグチなんか言うんですか?今それどころじゃないんです!今までのことは水に流すのでほっておいてください!』と攻撃的なことをいってしまいました。普段我慢していることを抑えられないほど朦朧としていたんですね。ちなみに覚えていないフリをして謝っていません」
義母としては孫見たさに駆け付けたと思いますが、尋常ではない状態を見られたくないのも嫁心です。これを機にもう少し距離を置いてもらえたらラッキーかも?
また、同様の本音で面白かったのが「陣痛が辛すぎたせいで『あなたのことそんなに好きじゃないのに、なんでこんなに頑張ってるんだろ?!』とポロっと漏らしてしまいました。
■恥ずかしさのあまり
「我が家は立ち合い出産でした。お産がいよいよ始まったとき、赤ちゃんではなく別のものが出る気配が。夫の前で便を出すのは嫌!と感じた瞬間『トイレ!行ってきて!!』と夫に外に出るよう命令を出しました。
理不尽な退出要請にご主人も混乱したことでしょう。出産時の便意は意外と多くの人にあるそうです。とはいえ、初めての経験で見られたくない!という乙女心も頷けます。ただ、便が出てしまっても助産師さんがサッと処理してくれるので気づかれないこともあるとか。これから出産予定の方は、気にせずお産に集中してくださいね。
■まとめ
尋常な痛みを伴う陣痛。
言われたほうはかなりの衝撃を受けると思いますが、人生最大の大イベント中で神経が過敏になっているんだ、と多めに見てあげて欲しいものです。