「生きがいは何ですか?」と聞かると困るかもしれませんね。しかし、多くの人にとって良い気分転換になるのが、趣味でしょう。
さて、どんな趣味が好印象与え、どのような良い効果を与えるのでしょうか。そこで、今回は、株式会社アスマークがインターネットを使って調べた「趣味に関するアンケート調査」を見ていきましょう。身近な趣味についておもしろい結果が出ていますよ。
■男女ともに「スポーツ」が趣味だと好印象
初対面の人と出会ったとき、「趣味は何ですか?」という質問を交わすことが多いのではないでしょうか。できれば、相手には好印象を与えたいもの。どんな趣味が好印象なのかお伝えします。
男性→男性(同性がしていると印象が良い趣味)
1位:スポーツ
2位:なし/わからない
3位:車/バイク
4位:読書
5位:料理
女性→男性(異性にやって欲しい趣味)
1位:スポーツ
2位:なし/わからない
3位:料理
4位:読書
5位:旅行、車/バイク
女性→女性(同性がしていると印象が良い趣味)
1位:料理
2位:手芸/裁縫
3位:スポーツ
4位:お花/ガーデニング
5位:旅行
男性→女性(異性にやって欲しい趣味)
1位:料理
2位:スポーツ
3位:なし/わからない
4位:読書
5位:お花/ガーデニング
いずれも「スポーツ」が上位にランクインしています。スポーツは、健康的でさわやかな印象を与えるのでしょうか。男女とも好印象を持っています。ランニングやウォーキング、筋トレは、始めやすい運動なので、おすすめです。
■若年層は趣味を聞かれて困った経験あり
年代別にみると、若年層ほど「趣味は何ですか?」という質問に困った経験があるようです。趣味を聞かれて困る理由はこちらの通りです。
・趣味と言えるのか、分からないから
・他人に教えるのが恥ずかしいから
・意味がないから
・相手の反応が気になるから
先ほどお伝えした好印象を与える趣味であれば、ためらわずに話すことができますが、少しマニアックな嗜好があると、伝えにくいかもしれません。
しかし、趣味を追求している同性・異性対して魅力を感じる人は少なくないでしょう。同性に対しては68.7%、異性に対しては57.7%が趣味を追求する姿が魅力的に見えています。
少し勇気がいるかもしれませんが、趣味を公表して自分のことを理解してもらうのは良いですね。
■趣味があると幸福度が高いと感じる人が7割
調査結果によると、全体の7割の人が趣味を持っている方が幸福度・充実感が高いと感じていることが分かっています。
より詳しく性別・年代別に見てみましょう。
男性
・20代:58.3%
・30代:66.7%
・40代:70.0%
・50代:66.6%
女性
・20代:85.0%
・30代:76.6%
・40代:75.0%
・50代:76.7%
男性よりも女性の方が趣味の有無と幸福度・充実感の関係性が強いと感じているようです。ところで、趣味を聞かれて困る人が多いように、趣味の定義に迷うかもしれません。
一定期間継続していたり、知識があったりすると趣味だと言いやすいようですね。趣味と呼ぶには、一定の条件があると考えている人が25.4%いました。
理由としては、
・ただ好きなだけで、特に何も行動していなければ、趣味と呼べないと思うから。(20代・男性)
・好きなだけじゃなく、そのために時間もお金も使っていることに対して趣味と呼べると思うから。(50代・女性)
・マイブーム、との違うように、一定の期間経っているものではないとダメだと思うから。
ということが挙げられます。
しかし、一方で74.6%の人が趣味に一定の条件があるとは思っていません。
理由としては、
・仕事ではないので条件はなく、それぞれ好きなことをすれば良いと思うから。(50代・男性)
・その人が好きでやっていることはすべて趣味だと思うから。(20代・女性)
・趣味は自由だと思うから。(40代・女性)
という意見があります。
好きなことを自由にやっていると、おのずと幸福度・充実感が高まるのではないでしょうか。たしかに、相手に与える好印象な趣味があるのは事実ですが、好きなことを追求するのは悪いことではないと思います。お金をつかいすぎたり、周りに迷惑をかけすぎたりしない程度に楽しむと良いでしょう。
■まとめ
初対面だと「趣味は何ですか?」と聞かれることも多いのではないでしょうか。その人の性格や嗜好を表すので、会話のきっかけとなりやすいです。
男女ともに「スポーツ」と答えると好印象を与えることが分かっています。
一定期間継続したり、お金をつかったりしていないと、趣味と呼べないという意見もありますが、多くの人は「趣味の定義はなく自由だ」と思っています。
自分が好きでやっていることは趣味だといえるのではないでしょうか。趣味を持っていると、幸福度・充実感が高まる人が少なくありません。好きなことに熱中してみませんか。