どんな時も支え合って生きていく2人…。そんな夫婦に憧れて結婚した女性も多いはず。
そこで、夫に不満を持つ妻たちに「残念な夫エピソード」を聞いてみました。世の妻たちは、夫のどのような一面を見てため息をついているのでしょうか。
■妻の味方にならない
夫には、いつだって妻のよき理解者でいてほしいもの。しかし、思わぬ場面で「私の味方じゃないの?」と驚かされることもあるようです。
・「姑がわが家に遊びに来たとき、『もっと物を減らしたら?』『子どものおもちゃが多すぎない?』とネチネチ言われてしまいました。言い返したい気持ちを必死に抑えていたところ、横から夫が『俺もそう思う』『そうだよ、この前もまた新しいものを買ってきて…』と言い出してきたんです。2人揃って責めてくるなんて…とうんざりしました」
・「私の実家に帰省した際、両親が『ちゃんと料理は作っているの?』『あんたは昔っから面倒くさがりだから…』と言ってきたんです。すると、夫が『いや、結構レトルトが多くて…』とポツリ。そんな風に思っていたんだ…と、なんだかショックです。私の忙しさを理解していると思っていたのに…」
■とにかく家事をしない
目の前で家事に対する不満を並べられたら、「だったら自分がやってよ!」と言いたくなる妻も多いはず。ところが、口は動かすのに手は動かさない夫もいるようです。
・「共働きなのに、家事はほとんど私が担っています。『せめてトイレ掃除だけやってよ。2日に1回でいいから』とお願いしたこともありましたが、夫が実際に行なったのは最初の1週間だけ。今では『おい、トイレが汚れてるぞ』なんて言ってきます。かつては自分がトイレ担当だったことは、もうすっかり忘れているのでしょうね」
・「週末になると、夫の姿を見るたびにストレスが溜まります。私は掃除や洗濯に追われているのに、夫はソファで寝転がったまま。挙句の果てには、『お昼ご飯はまだ?』『晩御飯はお好み焼きがいいなぁ』なんて注文までしてきます。手伝おうという気持ちは、微塵も持っていないのでしょうね」
■イクメンなのは人前だけ
妻が抱えている不満は、家事に対するものばかりではありません。なかには、子どもに対する接し方に納得していない妻もいるようです。その理由を聞いてみましょう。
・「近所のママ友に、よく『子ども好きの旦那さんで羨ましいわ』と言われます。
・「夫の職場の人と偶然会ったとき、『旦那さん、いいパパですね』と言われたことがあります。思わず『ど、どこが…?』と聞き返すと、『早く帰って子どもに会いたいからと飲み会に欠席したり、家族と過ごしたいから休日出勤を断ったりしているわよ』とのこと。実際は家でテレビばかり見ているし、週末は友人とゴルフに行っているのに…。『大きな誤解です!』と言ってやりたい気持ちです」
■まとめ
「私だって忙しいのに」「家ではイクメンじゃないのに」と、夫の言動に納得できない妻たちは決して少なくないようです。また、どのエピソードも、夫は悪気があってしていることではないように感じられます。その無自覚さが、余計に妻をいら立たせているのかもしれません。
「私の気持ちも分かってほしい」「週末は家事や育児に協力してほしい」と自分の意見を伝えれば、夫の言動に変化が表れる可能性も。いっそのこと家事の一部を放置してみるなど、「妻がなんでもやってくれる」という夫の意識を変えてみるのもいいですね。