高学歴の貧困、アメリカの実態―大学はブラック企業?貧困にあえぐパートタイム講師たち

しかし補助が少なくなったと言いながら、アドミニストレーターと言われる行政管理職、つまり学長・学部長などの給料は年々高くなり、何をしているのか分からない、高給の管理職のポジションがやたらに増えているのは理解できません。



ニューヨーク・タイムズによれば、米教育省の調べでは、1993年から2009年の間に管理職のポジションが60%も増えているとのこと。またカリフォルニアポリテクニック大学のポモナ教授の統計分析では、カリフォルニアの州立大学システムでは1975年~2008年の間にフルタイム教員は1万1,614人から1万2,019人にしか増えていないのに対して、管理職は3,800人から1万2,183人と221%増加していることが明らかになっていると、同紙は指摘します(※3) 。



■学長の年収は億単位



基本的にアメリカの大学の教員の雇用形態は大きく分けて3カテゴリーに分かれています。雇用形態は雇われる時点で決まっています。



テニュアド/テニュアトラック(フルタイム―終身雇用):テニュアドになるには、まず、テニュアトラックというポジションで採用されなくてはなりません。かなり倍率が高いポジションです。



その後、論文出版や学会出席、また指導評価などの厳しい審査を5~6年後に受け、合格すればテニュアド教授として何歳までも働けます。



ノン・テニュア(フルタイム―契約更新型雇用):保険や年金システムなど福利厚生はつくものの、一般的に年収はテニュアよりも低く、数年毎の契約更新型なので雇用の保証はありません。


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2020年1月28日の経済記事

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