昨今の“コロナ禍”など不安定な社会情勢を反映して、「家計を少しでも引き締めよう」と考える人、多いようですね。
総務省統計局「家計調査(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯)1世帯あたり1か月間の支出( https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html#time2 )」によると、2020年10月時点の毎月の食費(平均)は75,000円前後でした。

もう少し切り詰めたいと考えている人もいるかもしれませんね。



お小遣い事情が苦しいとき、頼りになるのが安くておいしい外食チェーン。そこで今回は「カレーハウスCoCo壱番屋」に焦点を当て、王道の人気トッピングと、「頼むのは躊躇しそう」なトッピングをご紹介します。



■お小遣いピンチ!でもおいしいランチを食べたい



「生活費を切り詰めている我が家は、たまに楽しむ外食ランチもリーズナブル派。育ち盛りの子どもがいるので、お腹いっぱいになってお手頃価格、というのが選ぶ基準になっています」(AY 35歳)



家計とのバランスを考えたり、給料日前や想定外の出費が続いたりしたときなど、「まず、食費を削る」という人も多いようです。「おいしくて栄養がとれて、そして安い」ものを求めてしまうのは当然のことかもしれませんね。



■無性に食べたくなる、“ココイチ”カレーって?



「ココイチはカレーやトッピングを自在に選んでオリジナルを作れるので、訪れるたびに新しい味の発見があっておもしろいです」(HF 38歳)



ココイチの正式名称は、「カレーハウスCoCo壱番屋」。1982年設立、資本金15億327万円、全国に1,480店舗を有しています(2020年11月現在)。店内で客は肉や野菜、魚介といったベーシックなカレーを注文するだけではなく、カレーソースの種類や辛さの度合い、さらにはトッピングを自由に選んで、「自分だけのオリジナルカレー」をオーダーできるという仕組みです。シンプルなカレーなら500円台の“ワンコイン”からメニューがそろっているので、「お小遣いはピンチだけどしっかり食べたい」ときの心強い味方となってくれそうですよね。



■堅実派から超個性派まで!人気トッピング&不人気(?)トッピング



さて、アレンジ自在のココイチカレーですが、ココイチユーザーはどのようなトッピングを楽しんでいるのでしょうか。



■「これならまちがいなし!」の王道トッピング



【チーズ(税込221円)】
「カレーがまろやかになってコクも出る」(KT 29歳)



どんな料理とも相性がよいチーズは、不動の人気のようですね。



【ロースカツ(税込295円)】
「ここぞというとき、やさいカレーにロースカツをオン。もりもり食べれば元気が出てくる気がします」(JY 36歳)



ボリューム満点、男性で注文する人も多いというロースカツもカレースパイスと好相性ですよね。



【ほうれん草(税込231円)】
「健康に気をつかっているぞ、と自分が納得するためにもほうれん草をチョイス」(AA 45歳)



現代人に不足しがちな野菜をトッピングで補うのも賢いですね。



【やさい(税込231円)】
「カレールー自体、野菜の旨味も入っているはずだから、トッピングにしても相性が悪いわけないと思って」(JS 34歳)



野菜をトッピングすることで、さらに栄養バランスのよい食事が一皿でとれてしまいますね。



【豚しゃぶ(税込262円)】
「肉を食べたい!と思っても、タンパク質をとりつつ、脂質は控えたいです。その点、豚しゃぶは最高ですよ」(UB 31歳)



こっくりとしたカレーには、さっぱりとした豚しゃぶを合わせるのも賢い組み合わせといえるでしょう。美容と健康を意識する女性にも人気が高そうですね。



■マニアはいるものの、「これはちょっとためらう」トッピング



【ガーリック(税込52円)】
「ガーリック、大好き!でも仕事の合間に食べるものとしては、やはりニオイが少々気になってしまうので。ランチにはパスかな」(MN 26歳)



パンチの効いた味が好みでも、仕事などで人と接することが多い場合など、TPOに合わせて控える人が多いようです。



【旨辛にんにく(税込152円)】
「ガーリック同様、ニオイがどうしても気になります。休日前なら思う存分食べたいですね。にんにくのピリ辛な旨味はやっぱりクセになる味ですよ」(SG 39歳)



やはりランチに食べるものは、ニオイを気にせざるをえないですね。



【オクラ山芋(税込105円)】
「海鮮丼なら進んで選びたいトッピングですが、どうしてもあの“和”の食材とカレーのスパイスの組み合わせが私はちょっと」(KH 25歳)



コクのあるカレーソースに、和食を思わせるサラリとした食材を組み合わせることは、ちょっとした冒険なのかもしれませんが、一度チャレンジしたらハマる人もいそうです。



【納豆(税込157円)】
「納豆自体、あまり得意ではありません。カレーがねばねばするのがちょっと想像つきません」(AT 43歳)



かなりチャレンジ精神旺盛なトッピングといえる、納豆。この組み合わせが好きな人いわく、「慣れてしまえば普通の豆カレーのような感覚」とのことです。



【クリーミータルタルソース(税込52円)】
「この組み合わせはきっとかなりの“こってり感”。カロリーを考えると、メタボ気味の私は我慢せざるをえません。カレーとタルタル、悪魔の誘惑のようです」(KJ 37歳)



魅力的な組み合わせだからこそ、ぐっと我慢せざるを得ない人もいるようです。カロリーや栄養のバランスを考えると、少々躊躇してしまうのかもしれません。



■自分だけのオリジナルをつくる楽しさを



ただ食事をするだけではなく、そこに自分のアイデアをプラスして、創造する楽しみもあるココイチのカレー。小さな子どもから高齢者まで、好みに合ったものを選ぶこともできるので、家族みんなが自分にぴったりの“Myカレー”を選べますよね。付け合わせやデザートなどのサイドメニューもありますので、テイクアウトしてお家や屋外で食べるのもおすすめです。今度のランチに、いかがですか。



【参照】

総務省統計局「家計調査(家計収支編)二人以上の世帯」2.用途分類:収入および支出金額・名目増減率・実質増減率(月・四半期・年)「1世帯当たり1か月間の支出」「第2表 1世帯当たりの1か月間の収入と支出-二人以上の世帯( https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html#time2 )」
カレーハウス「coco壱番屋( https://www.ichibanya.co.jp/menu/ )」



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