無印良品には洋服や収納アイテム、キッチンアイテムなど、生活に密着したものがたくさんあります。その中で食品も充実しているのですが、意外に気づいていない名品があるのです。

無印が大好きで、数々のアイテムを試してきたマニアがリピ買いしているアイテムのひとつ。今回はその中でも、厳選した3つのドレッシングを紹介していきます。



■人気の無印良品、どんな会社なの?



「ムジラー」と呼ばれる無印良品の愛用者がいるほどの人気を誇る「無印良品」。筆者がお店に行くと、レジに長い列ができてしまうほどです。(もちろん新型コロナ感染症の影響もあって並ぶ時も間隔が空いているのも原因の1つです)「人気があるのだな」と思わずにいられないのですが、その人気ぶりは無印良品を運営する(株)良品計画の業績からも見て取れます。



2021年1月に発表になった「2021年8月期第1四半期報告書( https://ssl4.eir-parts.net/doc/7453/yuho_pdf/S100KI56/00.pdf )」によると、営業収益は1,149億6,000万円(前年同期比46.0%増)、売上高は1,146億3,700万円(同46.0%増)、営業利益131億5,400万円(前年同期は28億9,900万円の損失)、経常利益134億7,800万円(前年同期は36億6,500万円の損失)となりました。会計期間は2020年9月1日から2020年11月30日です。



■無印マニアが「リピ買いする」3つのドレッシング



筆者も無印良品のアイテムを使っていますが、作りはシンプルで無駄がなく、その分機能的で使いやすいものが多いです。食品に関してもしっかりとした味つけ、そして満足できる美味しさなのが特徴と言えるでしょう。そんな食品の1つが無印良品のドレッシング。あまり知られていないのかもしれませんが、一度食べたら病みつきですよ。



にんじんのドレッシング

無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

筆者はにんじんドレッシングが好きで、いろいろなメーカーのものを試してきました。普段はコスパや値段を気にするのですが、にんじんドレッシングに関してはコスパ無視。

そのくらい好きなんです。にんじんドレッシングは、それぞれ味が違いますし、酸味やにんじんの味がどれほど強いのかの指標でもある「にんじん感」も違ってきます。人それぞれ好みがありますが、無印良品のにんじんドレッシングは、比較的酸味が強いと感じます。化学調味料を全く使っていない分、醸造酢やゆず果汁の味や風味が強く出ているのかもしれません。



無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

でも酸味が強い分、なんだかさっぱりした味わいなんですよね。ドレッシング自体も、あまりトロトロはしていません。他のメーカーだと、もっとドロっとしているものもあるので、食感としてはちょっと物足りなさを感じてしまう人もいるかもしれません。筆者はレタスのサラダが好きでよく食べますが、今回はキャベツにかけてみました。レタス同様キャベツとも相性がとてもいいです。



・商品名:「にんじんのドレッシング( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182485202 )」
・価格:290円
・原産国:日本
・内容量:160ml
・カロリー:28kcal(1食15g当たり)



レモンのドレッシング

無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

レモンのドレッシングを一口食べたときには、思いの外レモンの味がしないなと思いました。無印良品の食品は、いずれも味がしっかりしているので、このドレッシングに関しては違和感がありました。でも時間差でレモンがやってくるような感じで、後からしっかりとしたレモンを味わえます。レモン特有の酸っぱさがありますが、レモン果汁よりもコクがあります。

これは玉ねぎが入っているからでしょう。玉ねぎの辛さではなくて、甘味の方が上手に活かされているな~と感じられる逸品です。



無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

レモンのドレッシングはあまり色がついていないので、わかりにくいのですが、写真はレタスにかけたときのものです。



・商品名:「レモンのドレッシング( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182485233 )」
・価格:290円
・原産国:日本
・内容量:160ml
・カロリー:31kcal(1食15g当たり)



トマトのドレッシング

無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

今回紹介するドレッシングで、筆者が最もオシなのが、このトマトドレッシングです。トマトのドレッシングなのでケチャップのようなイメージがあったのですが、酸味が少なく、逆に甘味が強いです。



無印マニアがリピ買いする「本当は教えたくない」こだわりドレッシング3種

ドロっとした液体で、これがまさにトマト感を強く出しています。味が濃くて、これはすごく美味しいと思ってリピ買いをしています。1つ難点を言うならば、洋服についてしまうと、ちょっと落ちにくいです……。白いシャツの場合には要注意ですね。



・商品名:「トマトのドレッシング( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182485226 )」
・価格:290円
・原産国:日本
・内容量:160ml
・カロリー:30kcal(1食15g当たり)



■無印良品のドレッシング「まとめ」



今回取り上げた無印良品のドレッシング、リピ買いのポイントは以下です。



リピ買いポイント1:コスパを無視できるほどの味のよさ

気になるお値段は、いずれも290円。160ml入りなので、コスパを考えると実はそれほどいいわけではありません。スーパーには2倍近くの量で同じ価格帯のドレッシングもあります。なのでこのドレッシングに関しては、コスパを無視した方が美味しくいただけます。

味がいいというのはリピ買いをする基本ですが、このドレッシングは病みつきになる美味しさなのです。



リピ買いポイント2:短期間で使い切れるサイズ

開封後に早めに使い切りたいならば、ちょうどいいサイズ感です。大容量のドレッシングは使い切るまでに時間がかかったり、結局使い切れなかったということもあります。それではもったいないので、きちんと使い切れるサイズを選ぶのも買い物の視点の1つになってきます。



リピ買いポイント3:素材の味がしっかりしている

化学調味料不使用なので、素材の味を楽しめます。にんじん、レモン、トマト、それぞれも旨味、甘味などが感じられるドレッシングです。ここまで素材の味がしっかりしているドレッシングは、そう多くないでしょう。



コスパ重視の買い物をする一方で、コスパを無視して買ってしまうものもあります。それが無印良品の魅力でもありますよね。価格が安くてコスパ最高!というものに加えて、プチ贅沢なものも取り入れていくのもいいかもしれませんね。



■無印良品のドレッシング、バリエーションも豊富



無印良品には、今回紹介したドレッシングの他にも、同じシリーズで「たまねぎのドレッシング( http://https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182485219 )」があります。また「有機ノンオイルトレッシング とまと( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/0280001004971 )」「有機ノンオイルドレッシング かぼちゃ( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/0280001004977 )」「有機ノンオイルドレッシング さんしょう( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/0280001004970 )」「有機ノンオイルドレッシング たまねぎ( https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/0280001004972 )」など、ノンオイルタイプも揃っています。ノンオイルタイプは200ml入りで税込756円です。




普段はコスパ重視の買い物をする一方で、コスパを無視して買ってしまうものもあります。

それが無印良品の魅力でもありますよね。価格が安くてコスパ最高!というものに加えて、プチ贅沢なものも取り入れていくのもいいかもしれませんね。



参考資料

  • (株)良品計画「2021年8月期第1四半期報告書( https://ssl4.eir-parts.net/doc/7453/yuho_pdf/S100KI56/00.pdf )」
  • MUJIネットストア「ドレッシング( https://www.muji.com/jp/ja/store/search/cmdty/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0 )」
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