1971年にシアトルで開業。日本国内だけでも現在1637店舗を展開する大手コーヒーチェーンの一角、スターバックス(Starbucks)。
今回、漫画家でイラストレーターのスマ見さん(@miteruyatsu( https://twitter.com/miteruyatsu/status/1410540758008926210 ))がツイッターで発表したある短編漫画が話題を呼んでいました。その名も、「おじいさんが働いてるスタバ」です。
プルプルと震える手で…
スタバを訪れた男性が、レジで「ブレンドをひとつ」と注文するシーンからはじまるこの漫画。スタッフはなんとヨボヨボのおじいさんです。「あいよ…」とスタバらしからぬ返事に、どこか男性は心配そうですが…。

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画像出典:スマ見さんのツイッターアカウント(@miteruyatsu( https://twitter.com/miteruyatsu/status/1410540758008926210 ))
プルプルと震えながら、コーヒーを用意してくれたおじいさん。「おまちどう…」という言葉とともに出されたカップにはなんと「有難う 健三郎」と筆で書かれた渋すぎるメッセージが残されていたのでした。
スタバに行ったことがある人であれば、一度は購入したドリンクの入れ物に「一言メッセージ」を書いてもらったことがあるのでは。サインペンで可愛らしいイラストと共にお礼の一言が書かれているのが通例ですが、たしかにおじいさんが書いたらこうなりそう。逆にとっても可愛らしいですね。
■「じっと眺めていたい」健三郎さんのファンになる人まで?
投稿にはコメントが続々と寄せられており、「珈琲って言ってそう」「密かにマスターって呼ばれてそう」「抹茶ラテのクオリティが異常に高そう」と妄想が膨らんだ皆さんからのコメントが。
「作ってくれるところじっと眺めていたい…好き」「こんなメッセージ見たら、泣いてしまうわ」と中には健三郎さんのファンになってしまった人まで。
「47 JIMOTO フラペチーノ」もツイッターで話題に
ここで簡単に最近のスタバについて振り返っておきましょう。スターバックスを展開するスターバックスコーヒージャパンは2015年3月、アメリカ本社スターバックスコーポレーションの100%子会社となり東京証券取引所において上場廃止となりました。
スターバックス・コーポレーションが公開している1~3月期決算レポートによれば、「スターバックスの株主に帰属する当期純利益」は6億5900万ドル(約716億円)。これは前年同期の約2倍の数値となります。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を強く受けた昨年から大きく伸長し好調さを見せつけています。
またスターバックスコーヒージャパンは、日本上陸25周年を記念したキャンペーン「47 JIMOTO フラペチーノ」を展開中。各地域のスタッフが考案したという47種類のフラペチーノはツイッターでも大きく取り上げられ話題となりました。

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画像出典:スターバックス コーヒー ジャパン公式ホームページ
これからは日本でも高齢化が進んでいくといわれていますから、いつか本当に、健三郎さんがスタバのスタッフとしてレジに立つ日がくるかもしれませんね。個人的には彼の過去になにがあったのか、なぜスタバで働くに至ったのかが気になります。なんだかすごいドラマが隠されていそうです。
参考資料
- Starbucks Investor Relations( https://investor.starbucks.com/ir-home/default.aspx )
- スターバックス コーヒー ジャパン公式ホームページ( https://www.starbucks.co.jp/ )