アウトドアブームをきっかけにキャンプを始める方も増えています。



キャンプ初心者であれば、経験値が少ないので何かと失敗はつきものです。



でも、キャンプ歴が長いからといって、失敗がゼロというわけではありません。



今回は、初心者キャンパーだけでなくベテランキャンパーであっても、ついやってしまいがちな失敗を紹介していきます。



【※参考記事】キャンプのマナー違反あるある10選「迷惑キャンパーたち」のざんねん行為( https://post.limo.media/sys/articles/preview/-/29331 )



■キャンプでの失敗は「ある程度、仕方がない」



キャンプは自然を相手にした遊びなので、初心者キャンパーだけに限らず、ベテランキャンパーであっても、思わぬ失敗をしてしまうことはあります。



とはいえ、ある程度事前に把握しておくことで防げる失敗もあるでしょう。そこで、ベテランキャンパーでもついついやりがちな「痛恨のミス」を5つご紹介します。



■【キャンプ】プロ級キャンパーでもやりがちな「痛恨のミス」5選



キャンプに慣れたベテランキャンパーであっても、やってしまいがちな失敗はあります。



ここからは、キャンプでの失敗あるあるを5つに絞って紹介していきます。



■【痛恨のミス・その1】焚き火でギアに穴が開いてしまった



キャンプ初心者であれば、焚き火を調節できず、火を大きくしすぎてしまうという失敗はよくあります。



ベテランキャンパーであれば、焚き火の調節はお手のものでしょう。



しかし、風の強い日の焚き火には注意が必要です。



キャンプ【あるある失敗談5選】プロ級キャンパーでもやりがちな痛恨のミス

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風の影響を受け飛び火し、ポリエステルやナイロン素材の衣類や椅子に穴があいてしまうことがあります。



タープの下で焚き火ができる難燃素材、ポリコットンであっても油断してはいけません。



また、周辺の軽いキャンプギアやゴミなどが、焚き火に向かって飛ばされる可能性もあるので、ベテランキャンパーであっても注意しておきたいポイントです。



■プロ級キャンパーでもやりがちな痛恨のミス「時間がない」「忘れ物をした!」



■【痛恨のミス・その2】時間が押してしまう



キャンプはリゾートホテルとは違い、到着してからの準備に時間がかかります。



キャンプ場への道中が混んでしまい到着が遅れると、暗闇の中テントを設営しなければなりません。



暗い中でのテント設営は、ベテランキャンパーであっても難易度は高いです。



キャンプ【あるある失敗談5選】プロ級キャンパーでもやりがちな痛恨のミス

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明るい時間に準備を済ませるためにも、余裕のあるスケジュールでキャンプに臨みましょう。



■【痛恨のミス・その3】忘れ物をする



初心者やベテランに関係なく、キャンプでやってしまいがちな失敗、ナンバーワンといっても過言ではない忘れ物。



キャンプに慣れてくると、新しいギアを試したくなったり、いつもとは違うキャンプスタイルに挑戦してみたりと、キャンプでやりたいことが増えてきます。



キャンプ【あるある失敗談5選】プロ級キャンパーでもやりがちな痛恨のミス

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これまで必要なかった持ち物が出てくるので、前日に慌てないよう、前々日にはキャンプ道具を車に積んでおき、前日はチェックだけの状態にしておくと、忘れ物を防げるでしょう。



■【痛恨のミス・その4】夜間の冷え込み



キャンプに慣れてくると、暖かい時期以外にもキャンプに挑戦したくなるでしょう。



春や秋でも日中と比べて、夜間は気温が下がりますが、特に冬は想像以上に寒くなります。また、風が強くなると、体感温度はさらに下がります。



キャンプ【あるある失敗談5選】プロ級キャンパーでもやりがちな痛恨のミス

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夜間の寒さで、眠れなくなると過酷なキャンプになってしまうので、寒い季節や標高の高いキャンプ場では、防寒対策は万全にしておきましょう。



■【痛恨のミス・その5】キャンプギアの破損



キャンプに慣れてきた時に注意したいことが、キャンプギアの破損です。



キャンプをしていると次々に新しい道具が欲しくなってきます。



いつも使っているキャンプ道具だから大丈夫と油断していると、間違った使い方をしてしまい、新品のキャンプギアを壊してしまう可能性もあります。



また、キャンプ歴が長くなると同時にキャンプギアの使用期間も長くなり、使用中に破損することも考えられます。



普段使用しているキャンプギアは、適度にメンテナンスし、長く使えるように工夫しましょう。



■【要注意】一酸化炭素中毒には特に気をつけたい!



キャンパーのあるある失敗談ではありませんが、秋冬キャンプで石油ストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒に要注意です。



実際に、一酸化炭素中毒による死亡事故も起こっています。



テント内で石油ストーブなどを使用する場合は、必ず常時、換気できるテントを使用し、一酸化炭素チェッカーを備え付けましょう。



石油ストーブの使用が不安な場合は、電源サイトを利用する選択肢もあります。



■「失敗あるある」を把握し、キャンプに備えよう!



キャンプに失敗はつきもので、失敗を重ねることで、キャンプでの経験値も高まります。



一方で、命の危険に繋がるような失敗や事故は、絶対に避けなければなりません。



キャンプで起こり得る失敗を事前に想定しておくことは、安全で楽しいキャンプを過ごす、たいせつな準備であるともいえそうです。



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