「iPhone 8と見た目が変わらないけど、何が変わったの?」



「性能は良くなった?」



2022年3月にiPhone SEの新モデルとして登場したのが、iPhone SE(第3世代)です。



画面サイズはこれまでと同じ4.7インチ。

片手で収まり、そっと親指を添えるホームボタン。見た目は、2017年9月に発売されたiPhone 8とそっくりです。



では、なにが変わったのかでしょうか?



この記事では、iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較解説します。



■1. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較



iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較した結果は以下のとおりです。



iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較!見た目は同じ?なにが変わった?

出所:Apple公式ウェブサイトをもとに筆者作成



気になるポイントをひとつずつ解説します。



■2. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:とくに目を引くのは、搭載チップ「A15」



搭載された「A15」は、iPhone 13と同じもの。



つまり、iPhone SE(第3世代)はiPhone 13と同等の性能を持っているということ。



見た目はiPhone 8と変わらないのに、性能はまったく別物です。

中でもグラフィック性能は最大で2.2倍速くなり、3Dゲームもサクサク動きます。



■3. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:バッテリーの保ち時間が延長に



ビデオ再生時間は最大で2時間延長。



私たちの生活には欠かせないものとなったスマートフォン。



でも、外出先でバッテリー切れになったら不安になりませんか?



ユーザーの中には、つねにモバイルバッテリーを持ち歩いている方もいるぐらい…。



2時間延長は嬉しい性能アップです。



■4. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:4Gから5Gへ



5Gの高速回線に対応したiPhone SE(第3世代)。



タイムラグの少ないダウンロードで、快適な動作環境を得ることが可能になりました。



ネックなのは、5Gに対応したエリアがまだまだ少ないこと。

今後のエリア拡大が期待されます。



■5. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:カメラ機能が充実



追加された機能は「Deep Fusion」と「ポートレートモード」。



Deep Fusionとは、画像合成技術を指します。機械学習機能を使って、質感や細部の調整をピクセル単位で行い、高画質な写真に仕上げてくれます。



写真撮影が苦手な方も、安心して撮影が可能になりました。



ポートレートモードとは、被写体をくっきりと際立たせ、背景をぼかす機能です。



効果を浅くしたり、深くしたりすることも調整可能。



インスタ映えする写真を撮りたい方には嬉しい機能です。



■6. まとめ



iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の比較について解説しました。



ユーザーが性能の違いを感じやすいのは、「A15」搭載チップと「カメラ」による性能差でしょう。対応エリアの少ない「5G」は、今後の展開に目が離せません。

この「A15」と「5G」は、これから数年に渡って活躍できるポテンシャルを秘めています。



iPhone 8の性能が物足りない、小型タイプのiPhoneが好き、やっぱりホームボタンが欲しい、という方はiPhone SE(第3世代)への機種変更を検討してもいいかもしれません。



■参考資料



  • Apple 「iPhoneのモデルを比較する」( https://www.apple.com/jp/iphone/compare/?modelList=iphoneSE3rdgen,iphone8,iphone13 )
  • Apple 「iPhone SE(第3世代)さらに詳しく」( https://www.apple.com/jp/iphone-se/ )
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