「iPhone 8と見た目が変わらないけど、何が変わったの?」
「性能は良くなった?」
2022年3月にiPhone SEの新モデルとして登場したのが、iPhone SE(第3世代)です。
画面サイズはこれまでと同じ4.7インチ。
では、なにが変わったのかでしょうか?
この記事では、iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較解説します。
■1. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較
iPhone SE(第3世代)とiPhone 8を比較した結果は以下のとおりです。

出所:Apple公式ウェブサイトをもとに筆者作成
気になるポイントをひとつずつ解説します。
■2. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:とくに目を引くのは、搭載チップ「A15」
搭載された「A15」は、iPhone 13と同じもの。
つまり、iPhone SE(第3世代)はiPhone 13と同等の性能を持っているということ。
見た目はiPhone 8と変わらないのに、性能はまったく別物です。
中でもグラフィック性能は最大で2.2倍速くなり、3Dゲームもサクサク動きます。
■3. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:バッテリーの保ち時間が延長に
ビデオ再生時間は最大で2時間延長。
私たちの生活には欠かせないものとなったスマートフォン。
でも、外出先でバッテリー切れになったら不安になりませんか?
ユーザーの中には、つねにモバイルバッテリーを持ち歩いている方もいるぐらい…。
2時間延長は嬉しい性能アップです。
■4. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:4Gから5Gへ
5Gの高速回線に対応したiPhone SE(第3世代)。
タイムラグの少ないダウンロードで、快適な動作環境を得ることが可能になりました。
ネックなのは、5Gに対応したエリアがまだまだ少ないこと。
今後のエリア拡大が期待されます。
■5. iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の違い:カメラ機能が充実
追加された機能は「Deep Fusion」と「ポートレートモード」。
Deep Fusionとは、画像合成技術を指します。機械学習機能を使って、質感や細部の調整をピクセル単位で行い、高画質な写真に仕上げてくれます。
写真撮影が苦手な方も、安心して撮影が可能になりました。
ポートレートモードとは、被写体をくっきりと際立たせ、背景をぼかす機能です。
効果を浅くしたり、深くしたりすることも調整可能。
インスタ映えする写真を撮りたい方には嬉しい機能です。
■6. まとめ
iPhone SE(第3世代)とiPhone 8の比較について解説しました。
ユーザーが性能の違いを感じやすいのは、「A15」搭載チップと「カメラ」による性能差でしょう。対応エリアの少ない「5G」は、今後の展開に目が離せません。
この「A15」と「5G」は、これから数年に渡って活躍できるポテンシャルを秘めています。
iPhone 8の性能が物足りない、小型タイプのiPhoneが好き、やっぱりホームボタンが欲しい、という方はiPhone SE(第3世代)への機種変更を検討してもいいかもしれません。
■参考資料
- Apple 「iPhoneのモデルを比較する」( https://www.apple.com/jp/iphone/compare/?modelList=iphoneSE3rdgen,iphone8,iphone13 )
- Apple 「iPhone SE(第3世代)さらに詳しく」( https://www.apple.com/jp/iphone-se/ )