合併会社の長い名前は顧客には迷惑千万

合併会社の長い名前は顧客には迷惑千万

複数の会社が合併する際に、全部の会社の名前を残すのは悪印象だから避けるべきだ、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は主張します。



■合併会社名が長いのは迷惑で悪印象



日本企業は、「従業員の共同体」であり、「会社は家族」ですから、企業同士が合併すると大変面倒なことが起こります。A社とB社の合併では、社長ポストをどちらの出身者がとるか、部長ポストをA社出身者が何人、B社出身者が何人とるか、といった争いが発生するわけですが、当然ながら新会社の名前に関しても争いが発生するでしょう。家族や共同体にとっては、名前は単なる記号ではなく、シンボルですから。



そこで、名前に関しては「AB社」あるいは「BA社」といった名前が採用される場合が少なくありません。その結果、かなり長い名前の合併会社が誕生する場合もあります。しかし、これは避けるべきでしょう。社内で派閥争いをするのは仕方のないことでしょうが、それで顧客の利便性を損なってはいけません。



短い名前の2社が合併した場合などは、AB社、あるいはBA社という社名も合理的かも知れません。どの会社が合併したのか、顧客にわかるからです。しかし、3社以上の合併あるいは長い名前の企業の合併の場合には、顧客が長い社名を呼ばされるだけでも迷惑です。まして銀行の場合には振込依頼書に相手先銀行名を書かされることが少なくないので(笑)。



単に不便なだけではなく、「顧客に迷惑をかけてまで、長い名前にしなければいけないほど社内の派閥争いが激烈なのか」と思われるのは決して得なことではないでしょう。

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