本日のレンジ予測
[本日のドル/円]↑上値メドは107.61円↓下値メドは105.25円今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
4年後の大統領
米民主党の大統領選候補バイデン氏は、副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員を指名すると発表しました。ハリス氏はアフリカ系アメリカ人女性としては2人目、南アジア系アメリカ人としては初の米国上院議員。アメリカ社会では今、人種差別が問題となっているだけに、ハリス氏指名がニュースになっています。
11日(火)ドル/円は引き続き106円を挟んだレンジ取引。106.68円まで円安に動いて8月の高値を更新しました。安値は105.90円。
NY株式市場ではNYダウ平均が8営業日ぶり下落、ナスダックは3日続落。この動きは投資テーマが「アットホーム」から「経済再開」に移り始めたサインとの指摘もあります。
金先物市場でも調整が起きていて、この日の金先物は2,000ドルを下抜け、一時1,940ドル台まで下落しています。米朝金利が0.64%まで上昇していることも、金先物の売り材料。
ユーロ/ドルも、1.2000ドルチャレンジに2度失敗して心が挫けたようで、チャートはダブルトップを形成、もう一段の調整がありそうです。
先週の雇用統計を確認して、9月から騒がしくなりそうな米政治(大統領選、対中問題)の前に、夏休みをとっておこうということでポジションを軽くしているのでしょう。テーマはなにも変わっていません。
ドル/円は円安にやや大きく動きました。しかし、今日の注目はNZドル。なぜ注目されるのか? 今日の注目通貨をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
24日のドル/円のNY市場終値は107.06円
前営業日の終値比+0.52円だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
膨大な負けを無駄にしない人が人より少し勝つことができるー武豊(競馬騎手)
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
コロナワクチン、1億2,000万回分供給でアストラゼネカと基本合意 - 厚労相
「新型コロナワクチンに副作用があっても責任負わない」- アストラゼネカ
ドル:
トランプ政権、米国製半導体の中国への販売禁止を強化
FRB(米連邦準備制度理事会)は過去10年、インフレ目標2%を達成できたことはなかった
低インフレが長引くほどインフレ期待も低くなる
米大統領選:
バイデン氏の勝率60%まで上昇
トランプ再選は絶望? トランプ大統領の職務「不支持率」56.2%に上昇
ユーロ:
4-6月期の経済成長、フランスとイタリアは予想以上、ドイツとスペインは予想より悪い
米独関係が緊張 米国がドイツ駐留米軍1万2,000人削減
ポンド:
英国のヒト移動量、回復の兆しなし。在宅勤務環境が整っていることも理由
英の老舗高級百貨店ハロッズが人員カットを検討
円:
ニコンの今期、最終赤字500億円 全部門が赤字に
NY金先物:
金価格、株価のヘッジとして使えない 強い相関関係あるのは米金利
その他:
ブラジル、今度は大統領夫人がコロナ感染
JR東日本で終電の時間繰り上げへ 全路線を対象に検討
太陽活動が急激に低下。2030年までに地球が氷河期に入る確率は97%
主要指標終値

本日の注目通貨
NZドル:今週のレンジ予想 69.05円から71.25円
今日はRBNZ(NZ準備銀行)が政策金利を発表します。NZドルはしばらく市場のレーダーから遠ざかっていたのですが、再び注目を集めそうです。NZでは、約3カ月半ぶりに新型コロナが確認されて、オークランドは3日間ロックダウンされました。NZは世界に先駆けて新型コロナを克服して、NZドルはその恩恵を受けていただけに、評価に見直しが入る可能性があります。


トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!

◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)