残念ながら約1万円のマイナスが出た、というまつのすけさんの11月。AI相場に振り回されつつも、動揺せず「このままAI中心で!」と覚悟を決めた様子。

その根拠は? 11月に新しく買ったファンド、売ったファンドなども公開!


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2025年11月時点の保有額:127万792円

 11月はAI相場が一時、大幅に下落し、私の主力の 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) も値下がりしてしまいました。結果、前月より約1万円減となってしまいました。


 ここで、AI相場に何が起こったのか、かみ砕いて説明してみましょう。


 焦点となったのは、「OpenAI」(オープンエーアイ)というAIセクターの企業です。ここは未上場のスタートアップ企業ですが、エヌビディアやオラクル、AMDにとって、とても重要なポジションとなる、注目企業です。


 この「OpenAI」は現在赤字なのですが、AIインフラに約1兆4,000億ドル(約214兆円)を投じる、という計画を発表しました。大規模な施設増強です。


 問題となっているのは、この「OpenAI」は、「AIインフラ整備のための政府保証(政府による資金調達のサポート)」に言及している点。データセンターやAIサーバー、電力インフラなどにも税制優遇や資金調達のサポートが必要なのではないか、という発言がありました。


 これに対して、投資家や国民から、「一企業のリスクを納税者に負担させるつもりか?」という批判が集中し、同社はこの言及を慌てて撤回しています。ただ、これをきっかけに「今後、AIに集中しててホントに大丈夫か?」という懸念が市場に広がり、大型AIテック株も軒並み、評価が下落した…というのが一連の流れになります。


 ただ、改めて後述しますが、私はこの下落を一時的なものとしてみていて、動揺する必要はない、と捉えています。今後もAIバブルの本番が訪れると想定していて、逆に、足元の調整は絶好の押し目買いの好機と考えています。


 米国では10月1日から連邦政府閉鎖に突入していましたが、これはほぼ毎年恒例ともいえる出来事。歳出を巡る党派対立で連邦機関が幅広く業務停止を余儀なくされていました。


 ただ、連邦議会下院では予算案が通過し、史上最長の43日間で閉鎖終了。終結後、S&P500種指数は過去1年後8回中7回上昇(平均+15.25%)と堅調です。また、NASDAQ100は閉鎖終了後、1年後は+29.16%と高パフォーマンスとなっています。


 NASDAQが7カ月で+47%に達すると、1年後は過去100%上昇。平均+26.84%と堅調です。


 保有投資信託の11月の運用損益÷前月末残高の月間騰落率はマイナス1.57%となり、ベンチマークの 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド の+1.24%を下回りました。


 しかし、連載開始からのトータルリターンは+251.74%であり、 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) の+97.48%を大幅に上回っています。


2025年11月末時点の保有銘柄ランキング1~3位+注目銘柄!

 11月はOpenAIのCFOが「政府保証」に触れたことから、AIバブル懸念が一気に強まり、エヌビディアなどのAI関連銘柄が大きく崩れました。しかし、バークシャー・ハサウェイの大量購入が明らかになったアルファベット、アルファベットのチップ製造を担っているブロードコムが反発し、月末にかけては雰囲気が好転しました。大局的には株価上昇が続くと想定しています。


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上位3位は変わらずだが、「イノベーション・インデックス・AI」が9位に新規ランクイン。注目銘柄で解説しているので要チェック!

保有額1位: 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 【NISA成長投資枠】

保有額:81万915円(前月比マイナス1万8,050円)


どんなファンド?:世界株のアクティブ投信で、半導体関連の企業に投資する投信です。組み入れ上位銘柄は、エヌビディア29.8%、ブロードコム(AIに強みがある半導体大手企業)23.3%、TSMC(先端AI半導体の製造に不可欠の企業)16.6%、マイクロン・テクノロジー(メモリメーカー御三家の一角)8.5%、ASML(EUV露光装置でほぼ独占的な半導体製造装置企業)7.8%、KLA3.9%、SKハイニックス2.0%となっています。


まつのすけチェック!:ベンチマークは、半導体関連の世界株指数「MSCI All Country World Semiconductors & Semiconductor Equipment指数(円換算ベース)」です。為替ヘッジはなく、円安はプラス・円高はマイナスになります。エヌビディアは下落しましたが、ブロードコムとマイクロン・テクノロジーは好調で、年末ラリーを期待しています。


保有額2位: iFreeNEXT FANG+インデックス 【NISAつみたて投資枠】【NISA成長投資枠】

保有額:21万3,651円(前月比+29円)


どんなファンド?:米国株のインデックス投信で、組み入れ銘柄は、クラウドストライク・ホールディングス(大手サイバーセキュリティ)、エヌビディア、アップル、アルファベット(Google・YouTubeなど)、ブロードコム(AIに強みがある半導体大手)、マイクロソフト、サービスナウ(クラウドソフトウエアなど)、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、メタ・プラットフォームズ(フェイスブック・インスタグラムなど)です。


まつのすけチェック!:米国の主要テクノロジー企業を中心に構成され、四半期ごとにリバランスされる「NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)」に連動する投信で、為替ヘッジはありません。バークシャー・ハサウェイの大量購入が判明したアルファベット、Google TPUの恩恵を受けるブロードコムの株価が大きく上昇しました。


保有額3位: 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天・プラス・NASDAQ-100) 【NISA成長投資枠】

保有額:16万2,351円(前月比マイナス441円)


どんなファンド?:米国株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄は、エヌビディア10.1%、アップル8.3%、マイクロソフト8.0%、ブロードコム6.0%、アマゾン・ドット・コム4.9%、アルファベット3.4%、テスラ3.3%、メタ・プラットフォームズ3.0%です。


まつのすけチェック!:NASDAQ-100(円換算ベース)に連動する投信で、為替ヘッジはありません。10月はNASDAQ100が6カ月連続で上昇しました。過去統計では、この場合は1年後100%上昇、平均+18.01%と堅調です。


【注目銘柄】

保有額9位: イノベーション・インデックス・AI 【NISAつみたて投資枠】【NISA成長投資枠】

保有額:2,772円(前月比マイナス163円)


どんなファンド?:AI関連企業の世界株式で構成される「STOXXグローバルAIインデックス(ネット・リターン、円換算ベース)」に連動する投信です。為替ヘッジはありません。


まつのすけチェック!:AI関連銘柄に分散投資できるのが利点です。組み入れ上位銘柄は、エヌビディア、マイクロソフト、ブロードコム、AMD、インテル、メタ・プラットフォームズ、スノーフレーク、パランティア・テクノロジーズ、アルファベット、エクイニクスです。


まつのすけ、今月の売ったファンド、買ったファンド

売ったファンド: SMT iPlus 全世界株式(つみたてインデックスプラス・オール・カントリー) 【NISA成長投資枠】

売却額:218円


どんなファンド?:「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」を上回る成果を目指す投資信託です。全世界株式クオンツ戦略マザーファンド(オルタナティブデータ重視型)を通じて、投資銘柄を決定しています。


売った理由:過去1年の実績としては、分類平均よりパフォーマンスが悪く、半導体株の方が有望と考えて、「iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス」にスイッチングしました。


買ったファンド:M y SMT ラッセル2000米国中小型株式インデックス(ノーロード) 【NISA成長投資枠】

売却額:100円


どんなファンド?:米国の中小型株式の株価指数である「Russell 2000(R) Index(配当込み、円換算ベース)」に連動する投信です。管理費用(含む信託報酬)は、年0.1067%(税込)と低コストのインデックス投信です。


買った理由:高止まりする金利、総じて堅調ながらも根強い景気後退懸念などで、米国の中小型株は長らく主要指数に劣後してきました。しかし、先月はS&P500や全世界株式を上回るパフォーマンスとなり、底打ち感が出ています。


 米連邦準備制度理事会(FRB)は今後QTを終了し、資産購入を開始する見通しが示されています。長らく軟調だった中小型株が逆襲する流れが訪れる可能性があると考えて、少額を購入しました。


 組み入れ上位銘柄は、ブルームエナジー(燃料電池Bloom Energy Serverから発電される電力を販売)、クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング(データセンターや通信ネットワーク向け高速接続ソリューション)、イオンキュー(量子コンピュータのスタートアップ)、ファブリネット(光電融合分野の注目企業)、オクロ(小型高速炉「SMR」の開発で注目を集める新興企業)、クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズ(無人航空機システムや人工衛星通信、防衛関連のサイバーセキュリティソリューションなどを提供する米国の防衛テクノロジー企業)、ネクストパワー(太陽光追尾システムの開発・提供企業)、リゲッティ・コンピューティング(量子コンピュータ企業)、エアロバイロンメント(防衛技術プロバイダー)、ラムバス(電気機器メーカー。自身では製造設備を持たず、開発した特許技術を他社へライセンス供与することで収入を得るIP企業)です。


まつのすけ、今月のユニーク投信

楽天・エマージング株式インデックス・ファンド(楽天・エマージング) 【NISAつみたて投資枠】【NISA成長投資枠】

どんなファンド?:新興国の株価指数である「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投信です。管理費用(含む信託報酬)は、年0.1518%(税込)と低コストのインデックス投信です。


注目理由:11月はAI関連銘柄が軟調となり、ローテーションの様相がありました。そのような局面では、新興国株式が反発する展開もあり得るでしょう。また、米国株がピークアウトした後は、久しぶりに新興国が米国や先進国をアウトパフォームする可能性もあり、値動きをウオッチしています。


 組み入れ上位銘柄は、TSMC、iシェアーズ コア MSCI エマージング・マーケット ETF、テンセント、アリババ・グループ・ホールディング、サムスン電子、SKハイニックス(韓国の半導体製造会社)、HDFCバンク(インドの商業銀行)、鴻海精密工業(ホンハイ:台湾の電子機器受託生産企業)、リライアンス・インダストリーズ(インド財閥の石油化学を中心としたエネルギー関連企業)、シャオミ(中国の電子機器メーカー)です。


まつのすけ、今月のがっかり

 11月は久しぶりに全世界株式に運用成績が負けてしまったのが残念でした。しかし、たまにはそういう月もあるのでやむを得ないと考えます。


 ITバブル期のシスコシステムズは1997~2000年3月の約3年間で、マイナス10%超の調整は26回もありました。1カ月半に1回のペースです。現状はAIバブルの頂はまだまだ先だと想定しています。


 なお、S&P500はエヌビディアの決算発表後、寄り付きで+1%以上なのに、下落して引けました。1957年以降、同様の過去実績では、翌月は平均+4.7%と堅調です。


2025年11月のポイ活実績:4万812ポイント

 ゲットしたポイントのうち、投資に使える通常ポイントは7,879ポイントでした!


AI相場急落でマイナス1万円!まつのすけの「ポイント投資と投資信託だけで300万円」
2025年11月のポイ活実績画面

 先月は 楽天リーベイツ で3,303ポイントを獲得しました。今年はApple公式サイト、なんでも酒やカクヤス、ユニクロ公式オンラインストア、Dell、ビックカメラ.comなどでポイントを得ています。オンラインショッピングや予約の際には、楽天リーベイツを経由するとお得です。


 12月4日20時からは、 楽天スーパーSALE同時開催企画 が行われるので、注目しています。


(まつのすけ)

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