近鉄奈良線を目指して伸びていきます。

32年ぶりの本線延伸

大阪モノレール「東大阪延伸」軌道桁架設工事へ 6月中に発注 ...の画像はこちら >>

万博記念公園駅を出発する大阪モノレール1000系(乗りものニュース編集部撮影)。

 大阪モノレールは2021年6月10日(木)、門真市~瓜生堂(仮)間で延伸が計画されている区間について、2021年6月中に軌道の桁架設工事を発注予定であることを発表しました。

 今回延伸される門真市~瓜生堂(仮)間は、本線である「大阪モノレール線」としては1997(平成9)年以来の延伸で、延伸部延長8.9kmには途中駅が3つ(門真南、鴻池新田、荒本。いずれも仮称)が設置予定。終点の瓜生堂(仮)駅では近鉄奈良線にも新駅が設置され、乗換駅となる計画です。延伸区間の開業目標は2029年となっています。

 工事概要は桁の製作場整備と製作、架設、桁付帯物工事です。工期は77ヶ月を予定しています。

 延伸区間ではこれまで、2020年に軌道法に基づく工事施行認可を取得、瓜生堂(仮)駅付近に設置される車両基地の整備工事が発注されるなど、新線建設が着実に進められています。
 

※一部修正しました(6月12日18時20分)。

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