JALの「羽田~千歳線」が就航してから70周年。新千歳空港では羽田との発着便の1便目で記念フライトを実施したほか、JALふるさとアンバサダーが選定した記念商品の発売を開始しました。

ふたつの便を対象に記念フライト

 JAL(日本航空)は2021年10月26日(火)、この日で「羽田~千歳線」が就航70周年を迎えたことから、新千歳空港で様々な企画を実施しました。

 午前中は、新千歳空港発着の1便目となるJL500便(新千歳→羽田)とJL503便(羽田→新千歳)を対象に記念フライトを実施。JL500便では、搭乗前にグランドスタッフが通常のアナウンスに加えて、「本日、日本航空が千歳空港に初就航してちょうど70年です」といった特別なアナウンスを行いました。

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新千歳空港で羽田空港行きのJL500便を見送るJALスタッフ(2021年10月26日、伊藤真悟撮影)。

 12番搭乗口では客室乗務員初代2号制服を着用したスタッフらがJL500便の搭乗客に直筆のメッセージカードを配布。メッセージカードは表面がJALの70周年を記念したデザインで、裏面に直筆メッセージを書いたものです。さらに横断幕を掲げてJL500便を見送りました。

 この日のJL500便はボーイング777-200型機(機材番号:JA701J)を使用。92人の乗客を乗せて、定刻より早い午前7時55分に新千歳空港を出発し、羽田空港へと向かっています。

 一方、羽田空港からのJL503便は午前9時06分に搭乗客256人を乗せて新千歳空港に到着。エアバスA350-900型機(機材番号:JA12XJ)が12番ゲートの駐機場に進入する際には放水アーチが行われ、ここでもJALのスタッフが横断幕を掲げて羽田からの搭乗客を歓迎しました。

記念菓子は1000セット限定販売

 羽田~千歳線就航70周年として、JALふるさとアンバサダーが商品のセレクトやパッケージデザインを担当した、北海道にゆかりのある記念菓子「JALふるさとアンバサダーセレクション」も同日より発売を開始しました。

 記念菓子は「北の散歩道」(いちご・ハスカップ・らいでんメロン)と「太陽いっぱいのゼリー」(ハスカップ・メロン)をセットにしたもので、製造元は株式会社もりもと。価格は1100円(税込)です。

JALの「羽田~千歳線」が就航70周年 記念フライトに記念菓子 新千歳空港は記念づくし

JALふるさとアンバサダーが手にする羽田~千歳線就航70周年の記念菓子「JALふるさとアンバサダーセレクション」(撮影のためにマスクを外しています)(2021年10月26日、伊藤真悟撮影)。

 JALふるさとアンバサダーによると、パッケージのデザインは赤を基調とし、背景にも飛行機をデザインするというこだわりよう。

「北海道の特産物を使用して、こだわりをもって商品づくりをしていますので、今回商品を選んでいただき光栄です」(もりもと企画部 島崎〔崎はたつさき〕さん)

 羽田~千歳線就航70周年の「JALふるさとアンバサダーセレクション」は1000セット限定。新千歳空港内と羽田空港内の「BLUE SKY」のほか、もりもと千歳本店と新千歳空港店、オンラインショップで販売します。

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