久々に延びる!

銚子連絡道路が延伸

 千葉県は2024年2月9日、「銚子連絡道路」の2期区間にあたる横芝光町~匝瑳市の5kmが3月31日に開通すると発表しました。

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建設中の銚子連絡道路2期区間(画像:千葉県)。

 銚子連絡道路は圏央道の松尾横芝ICから、東へ、銚子方面へ延びる国道126号のバイパスです。松尾横芝IC~横芝光IC間の1期区間6kmが2006年に開通して以来、18年ぶりの延伸となります。新たな終点となる匝瑳ICは、JR八日市場駅付近の県道48号線に接続します。

 その先、旭市内までの3期区間13kmも事業中。その先は開通済みの飯岡バイパスに接続し、さらに銚子までの間もバイパスと現道拡幅の事業が進められています。大部分バイパスで、一部現道を活用しつつ、松尾横芝から銚子までの高規格道路が形成されていきます。

 銚子連絡道路はもともと、銚子市を中心とした東総地域から千葉市までを1時間以内で結ぶ構想と、国道126号の混雑緩和を目的に建設が進んでいます。3期区間まで概成すると、銚子漁港から東京・豊洲市場までの所要時間は約24分短縮の129分になるとのこと。ほぼ自動車専用ルートとなるためストップ&ゴーによる荷傷みも防げるということです。

 なお、3期区間の事業期間は現在のところ2031年度までとなっています。銚子市側の事業区間「八木拡幅」についても、同年度まで事業区間が延伸されています。