「高速道路‐港」ついに直結！ 40km無料の「都城志布志道路」2024年度全通へ 2県にまたがる“南北新ルート”
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自動車専用道路「都城志布志道路」が、2024年度に全線開通する予定です。

都城ICで宮崎道に接続

　通行無料の自動車専用道路「都城志布志道路」が、2024年度に全線開通する見込みです。

どのような道路なのでしょうか。

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都城志布志道路・都城IC付近の完成イメージ（画像：都城市）。

　都城志布志道路は、宮崎県都城市と鹿児島県志布志市を南北に結ぶ延長約44kmの地域高規格道路です。国土交通省・宮崎県・鹿児島県が区間を分けて整備を進めており、現在、両端部を除いた乙房IC～志布志IC間35.3kmが開通しています。

　2024年度に開通予定なのは、北端部で宮崎道に接続する都城IC～乙房IC間5.7km（国道10号都城道路2期）と、南端部の志布志IC～志布志港IC間3.2km（県道63号志布志福山線志布志道路）です。

　この残り2区間ができると都城志布志道路は全線が開通し、宮崎道から東九州道（志布志IC）や志布志港までが自動車専用道路で一本で直結。

これにより福岡・熊本・大分・宮崎などの各都市から志布志港方面へのアクセス性が大幅に向上します。

　国土交通省九州地方整備局によると、都城ICから志布志港までの所要時間は約40分と、整備前より30分短縮される見込みです。都城志布志道路の整備により、物流効率化や産業振興、医療活動支援、都城市街地の渋滞緩和などが期待できるとしています。