国道238号の紋別防雪事業が、2024年度に開通します。

湧別~紋別間15kmを改良

 国道238号「紋別防雪」事業が、2024年度に開通する予定です。

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国道238号紋別防雪の施工状況(画像:国土交通省北海道開発局網走開発建設部)。

 国道238号は北海道の網走市からオホーツク海沿岸を北上し稚内市までを結ぶ延長約320kmの道路です。このうち湧別町字川西からオホーツク紋別空港付近の紋別市小向までの区間(15km)では、紋別防雪事業が2008年度から進められています。

 紋別防雪事業は、地吹雪による見通しの悪化や交通事故の低減、危険箇所の解消を図り、安全な通行を確保するための取り組みです。この道路は救急搬送にも使われており、その際の定時性確保も求められています。

 具体的には、防雪林帯や中央分離帯の設置、拡幅などが行われます。

道路は幅員13.5m・2車線、設計速度60km/hで整備されます。

 なお、この紋別防雪の区間は、旭川市に接する比布町(比布JCT)で道央道から分かれて上川町・遠軽町・湧別町を経由し紋別市に至る旭川紋別道の構想経路と重な、今後は、旭川紋別道の代替の道路になるとみられます。