これは胸アツ!

将来は北九州空港とフェリーターミナルをつなぐ

 北九州市は2024年4月24日、整備を進めていた都市計画道路「恒見朽網(つねみくさみ)線」の“曽根新田工区”3.1kmについて、5月21日(火)に開通すると発表しました。

空港と旧空港を直結!? さらに「西日本随一のフェリーターミナ...の画像はこちら >>

奥が北九州空港。
周防灘沿いの「恒見朽網線」(矢印)が一部開通する(画像:Google earth)。

「恒見朽網線」は門司区から小倉南区にかけての周防灘沿岸部を通る都市計画道路。今回の開通区間は、海上空港である北九州空港の本土側の入口付近から北へ、曽根干潟沿いを北上して、旧北九州空港の土地を活用した「北九州空港跡地産業団地」付近までを結びます。

 周辺では、内陸側の県道門司行橋線や、国道10号の渋滞が発生しており、本路線はそのバイパスとして、北九州空港のアクセス強化、周防灘沿岸の物流機能強化などが見込まれています。

 そこからさらに北側の「吉田工区」「恒見工区」の事業も進んでおり、それぞれ2030年度、2031年度の開通予定です。すべてつながれば、「新門司港」と北九州空港が1本の道で直結に。

新門司は、関西行きの名門大洋フェリー、阪九フェリー、関東行きの東京九州フェリー、オーシャン東九フェリーが発着する西日本随一のフェリーターミナルです。