かつて新潟にも「私鉄」がありました。

旧新潟交通電車線「モハ11号」など3両を修復

 旧新潟交通電車線の旧月潟駅(新潟市南区)で駅舎と車両の保存活動を行っている市民団体「かぼちゃ電車保存会」は、2025年7月27日(日)に「かぼちゃ電車 修復完了 記念式典」を旧月潟駅で開催します。

全線が廃止された「新潟の私鉄路線」で活躍した車両が蘇る! い...の画像はこちら >>

旧新潟交通電車線で活躍していた車両(画像:かぼちゃ電車保存会)

 新潟交通電車線は、かつて新潟市の白山前駅と燕市の燕駅とを結んでいた路線。1999年に廃線となり、全線がバス転換されています。なお、旧月潟駅と車両は新潟市が所有し、維持管理や活用については、保存会が行っています。

 そこで活躍していたモハ11号やモワ51号などは、その独特なカラーリングから「かぼちゃ電車」と呼ばれていました。「かぼちゃ電車」は廃線後、旧月潟駅の跡地で3両が26年間保存され、今年2月から修復作業を実施。このほど修復が完了し、一般公開されます。

 式典ではテープカットのほか、車両の一般公開や、保存車両の歴史・修復内容の紹介などが予定されています。式典終了後は、15時まで自由に車両を見学することも可能です。

 開催日は2025年7月27日(日)の午前10時から。雨天決行ですが、荒天時は中止となる場合があるとしています。

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