先頭車の内部が明らかに

 飲食やアミューズメントホテルなどを手掛けるDDグループの連結子会社であるダイヤモンドダイニングは2025年9月11日、京都市に開設する日本初の廃線高架上レストラン「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」が今月20日(土)に開業を迎えると発表しました。

【車内のイメージ】これが「ピンク色になったサンダーバード」の内部です

 この高架橋は、2019年の梅小路京都西駅開業に伴い廃線となった梅小路短絡線で、「梅小路ハイライン」と呼ばれています。

「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」は、役目を終えた特急「サンダーバード」の681系を再活用し、全長約90mの高架空間に1~3号車を並べたものです。

 車両は紅梅色に再塗装され、「未来行き」の列車として新しい食の体験空間になるとしています。クリエイティブ・プロデューサーにはアーティストの増田セバスチャン氏が起用されました。

 先頭車の1号車「フューチャーバード」は没入型体験エリアとなり、CGや電飾、音響を立体的に組み合わせた演出が特徴です。2号車は食堂車をモチーフにしたメインダイニングで、オリジナル料理やドリンクを提供予定。3号車は、バーカウンターやボックス席、高架上のテーブルスペースが広がる空間となります。ここでは、「豪華絢爛バーガー」や「フューチャー駅弁BOX」などユニークなメニューが提供される予定となっています。

 開業にあたり、「フューチャーバード」車内の没入型・乗車体験とコース料理が一体となった新プラン「FUTURE IMAGINATION コース」の予約受付も開始されています。

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