防衛省・統合幕僚監部は、このたび2025年9月9日(火)午前7時頃、東京都三宅島の東約50kmの海域において、南西進するロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦(艦番号208)を確認したと発表しました。
同艦は三宅島の接続水域内を南下したのち、御蔵島(東京都)と八丈島(東京都)とのあいだの接続水域を南西進しています。
なお、同艦は、8月21日(木)から22日(金)にかけて津軽海峡を東進し、襟裳岬南の接続水域内を北東進した艦と同一であるといいます。
これに対し海上自衛隊は、神奈川県の横須賀基地を母港とする多用途支援艦「えんしゅう」や、沖縄基地を母港とする掃海艇「ししじま」「くろしま」、および那覇航空基地に配置されている第5航空群所属のP-3C哨戒機によって、所要の情報収集や警戒監視を行ったそうです。