「トマホーク」発射能力を獲得した「ちょうかい」艦上で式典

 海上自衛隊は2026年3月27日、アメリカに派遣中の護衛艦「ちょうかい」が、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を獲得したと発表。同艦で開催された式典の様子を公式Xで公開しました。

今年夏頃までに、実射試験を通じて乗員の練度を含め、実際の任務に従事できることを確認するとしています。

【画像】歴史的瞬間!これが「ちょうかい」がトマホーク発射能力を獲得した様子です(艦上で式典)

「ちょうかい」は、防空能力に秀でた、いわゆる「イージス艦」と呼ばれる艦で、こんごう型護衛艦の4番艦として1998(平成10)年に就役しました。基準排水量は7250トン、全長は161mで、乗員数は約300名。長崎県の佐世保基地が定係港です。

 日本政府は、敵の侵攻を早期に、かつ遠方で阻止するため、脅威圏外から攻撃が可能な「スタンド・オフ防衛能力」を強化する方針を示しています。

 その一環として「ちょうかい」は、トマホーク巡航ミサイルを搭載するための改修や乗員訓練をアメリカで行うため、昨年10月にサンディエゴに派遣されました。

 昨年10月中旬からトマホークの発射機能の付加に必要な改修や乗員訓練を行い、これらを無事に完了し、トマホーク発射能力の獲得を確認したとしています。「ちょうかい」は今後、9月頃に帰国する予定です。

 なお、トマホークミサイルは既に納入が開始されており、防衛省はスタンド・オフ防衛能力の早期構築に向けて取り組むとしています。

編集部おすすめ