2017年3月25日、函館市電と函館バスに新しいICカード「ICAS nimoca(イカすニモカ)」が導入されます。
利用に応じて3%のポイント付与函館市企業局(函館市電)と函館バス、西日本鉄道の子会社で交通系ICカード「nimoca」を発行するニモカ(福岡市中央区)は2017年2月24日(金)、新ICカード「ICAS nimoca(イカすニモカ)」のサービスを、3月25日(土)から開始すると発表しました。
対象は函館市電全2系統(湯の川~谷地頭、函館どつく前)と、函館バス全184系統です。「ICAS nimoca」で乗車すると、利用に応じて3%の「nimocaポイント」が付与されます。たまったポイントは1ポイント=1円として入金残高に交換が可能です。
また、「市電~市電」「市電~バス」「バス~バス」で乗り継ぐ際に、最大160円の乗り継ぎ割引が適用されます。
カードは運用開始に先駆け事前に発売「ICAS nimoca」のカードは運用開始に先駆け、3月15日(水)から、函館市企業局の駒場乗車券販売所や函館バスの営業所などにて、1枚2000円(デポジット500円+利用可能額1500円)で発売されます。
なお、函館市電と函館バスでは、「nimoca」をはじめ、全国相互利用サービスに対応している「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「PiTaPa」「SUGOCA」「はやかけん」も利用できるようになる予定です。
ちなみに「ICAS nimoca」の「イカす」は、ニモカによると函館市電や函館バスで現在使われている磁気カード「イカすカード」の名前であるとともに、「Intelligent Card System」の頭文字をとったもの。カードのオモテ面は、北海道南西部の渡島半島をイメージして視覚的にデザインしたものといいます。