2017年9月から、東急電鉄が旧5000系「青ガエル」の塗装を再現したラッピング電車を運行します。東横線開通90周年記念イベントの一環です。
東急電鉄は2017年8月17日(木)、東横線開通90周年記念イベントの一環として、「青ガエル」の愛称で親しまれた旧5000系電車の塗装を、現在の5000系電車に再現して運行すると発表しました。
東急電鉄から熊本電鉄に譲渡され2016年まで使用された「青ガエル」(2015年10月、恵 知仁撮影)。
旧5000系は1954(昭和29)年、渋谷駅と桜木町駅を結ぶ東横線でデビュー。緑の塗装と丸みを帯びた外観から「青ガエル」の愛称で親しまれました。
現在の5000系(5050系8両編成)を使用したラッピング電車は、9月4日(月)から2018年8月31日(金)まで運行される予定です。
このほか東横線開通90周年記念イベントとして、東横線駅数と同じ21人で構成されるアイドルグループ「欅坂46」(漢字欅)の記念一日乗車券(3枚組×7種類)を発売(発売日は9月下旬をめどに告知)。また、東横線と同様に創流90周年を迎える「いけばな草月流」とコラボし、ワークショップ開催や生け花配布を行うなどさまざまなイベントが企画されています。
【画像】記念ロゴと「欅坂46」の記念乗車券

記念ロゴは「青ガエル」に使われた緑と現在の路線カラーである赤を使用し、下線は線路のデザインとしている(画像:東急電鉄)。