東海北陸道、全線4車線化も視野に入っています。

暫定2車線の東海北陸道・東海環状道・紀勢道4車線化へ NEX...の画像はこちら >>

東海北陸道における4車線化事業許可区間(画像:NEXCO中日本)。

 NEXCO中日本は2020年3月31日(火)、国土交通大臣から暫定2車線区間の4車線化などの事
業許可を受けたと発表しました。今後、次のような区間の4車線化事業が、同社の主導で行われます。

・東海北陸道 白川郷IC~五箇山IC(約10km)
・東海北陸道 五箇山IC~福光IC(約10km)
・東海環状道 土岐JCT~可児御嵩IC(約4km)
・紀勢道 大宮大台IC~紀勢大内山IC(約6km)

 暫定2車線区間をめぐっては2019年9月、国土交通省が4車線化などの優先整備区間およそ880kmを選定しており、このうちNEXCO中日本が約100kmについて事業を行う予定です。なお2020年度には、上記のNEXCO中日本が担当する4区間を含め、全国15か所、約110kmが事業化されます。

 ちなみに、東海北陸道は今回の区間のほか、全長約11kmの飛騨トンネルがある飛騨清見IC~白川郷IC間も国の優先整備区間に含まれているなど、ほぼ全線で4車線化の見通しが立っています。NEXCO中日本は飛騨清見IC~白川郷IC間など、今回事業許可を受けていない区間についても、調査・設計などを実施していくといいます。