【関西2021】釣行安全＆大釣り祈願にオススメ「初詣」ドコロ5選

お正月といえば初詣。釣り人ならば、大釣りや海上安全などの祈願ができる場所を選びたいですね。

（アイキャッチ画像撮影：TSURINEWS関西編集部・松村計吾）

初詣の概要

「1年の計は元旦にあり」と言われるように、お正月はその年の始まりとして良い状態で迎えたいもの。そんな、1年の様々なことを神様にお願いする意味も込めて行うのが初詣。

釣り人にとっては、その1年を安全に過ごせ、よく釣れますように、といった願いを込める感じでしょうか。

ちなみにものの本によれば、初詣は正月に行かなくてはならないといった決め事はなくて、その年に初めてお参りする時が初詣になるそう。お参りする日が遅れても問題ないそうですので、無理にお正月に行かなくても大丈夫です。

特に今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、「密」は避けたいところ。お正月はどうしても参拝者が集中して混雑する場所もあると思いますので、日をズラしてみても良いかもしれません。

釣り人的初詣先

前述のように釣り人ならば、まずは釣行の安全を祈願し、そのうえで大釣り（職漁で言うところの大漁ですね）をお願いするのが多いでしょう。各地には海などに関連する神様を祀った神社も多く、職漁など海での仕事に従事する人たちが、毎年お参りするのが定番となっている場所も多いです。

そこで、ここからは関西圏で海にまつわる神様を祀っている神社の中から、釣り人にオススメの初詣先を紹介していきましょう。

大阪市：住吉大社

大阪市住吉区にある「住吉大社」は、関西では非常に有名な初詣処です。正月の3が日で、参拝に訪れる人は230万人とも言われています。全国に2300社ある住吉神社の総本社です。

由来としては住吉大神が伊邪那岐命（いざなぎのみこと）が禊祓の際に海中から出現されたことから、海の神として信仰されています。

また、古くから釣り人用に「釣人守」や大漁のステッカーにワッペンなど、様々な祈願グッズも充実しています。

泉南市：茅渟神社

「大阪湾は茅渟の海」と古くから言われていますが、チヌを漢字表記する「茅渟」となり、その社名にちなんで、クロダイ（チヌ）釣り師がこぞってお参りする神社です。東北や北陸方面から毎年のようにわざわざ訪れるチヌフリークも多いと聞いています。

チヌを模したおみくじを釣り上げて引く「チヌみくじ」をはじめ、チヌをモチーフとしたお守りも、いろいろあって面白いですよ。

西宮市：西宮えびす神社

七福神の中で釣り竿を持ち、反対の脇にタイを抱えている姿で知られるのがえびす様ですね。えびす様を祀る神社としては、全国に数多くあり、恵比寿、戎、ゑびすなど表記方法も様々です。この西宮えびす神社は全国に3500社あるえびす神社の総本社です。

全国的に知られているのは、「福男選び」。十日戎が終わった後の午前6時に表大門が開かれると、外で待っていた参拝者が一斉に本殿へ駆け込み一番福を目指します。その映像は毎年ニュースなどで流れるので、知っている人もいると思われますが、こちらも2021年は新型コロナウイルス感染拡大により、残念ながら中止となってしまいました。

タイがおみくじを抱いているような「鯛みくじ」は正月と十日えびす限定。タイをモチーフにした絵馬もかわいくて人気があります。

正月ではありませんが例年、1月8日には拝殿に飾られた大きな実物のマグロに硬貨を貼り付け、うまく貼り付けばお金が身に付くといわれる「招福大まぐろ奉納」も行われます。

神戸市垂水区：海神社

古くから瀬戸内海の海上航路では重要な地点となる明石海峡にほど近い神社です。由来としては、神功皇后が暴風雨のために御座船を進めることができなくなった際、皇后自らが綿津見（わだつみ）三神を祀り、祈願をさてたところ風波が治まったところから、神功皇后が綿津見三神を祀った場所に御社を建てて、御神徳を仰いだとされています。そのため、古くから航海安全、大漁祈願の神として親しまれています。

京都市：貴船神社

京都市左京区にある貴船神社は、貴船山の麓に位置する神社で、水の神が祀られています。全国に2000以上ある貴船神社の総本宮です。貴船神社は本宮、結社、奥宮の3社からなり、三社詣と言って3つの社を巡ります。

貴船神社には全部で30種類近いいろいろなお守りがありますが、その中で釣り人ならばぜひ手に入れたいのが「ルアー守り」です。もちろん、海上安全や爆釣祈願のお守りとして人気があります。

釣りとは直接関係ないかもしれませんが、ほかにも「晴天」を請うハレ守りなどは、釣行の際、雨男や雨女と言われている人にいかがでしょう。

＜TSURINEWS関西編集部・松村計吾＞

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