神奈川県内でアカハタゲームのメインフィールドの真鶴半島。5月15日の釣行で本命が3匹釣れたのでレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
当日の条件及びタックル
日時:5月15日(土) 6時30分~11時
潮回り:大潮 満潮5時47分 干潮12時42分
天候:晴れ 東風1m/s~南風3m/s
水色:透明

真鶴半島アカハタゲーム
真鶴半島は地形変化に富んだポイントが多数あり、神奈川県内ではアカハタの数がトップクラスに多い。そのためアングラーが多くプレッシャーも高く、攻略にはやや手こずる難しいエリアだ。そのためリグや釣り方に工夫を施しアカハタを狙う必要がある。
浅場を丁寧に攻め本命
ここ最近反応が多い水深7~8mのポイントから釣りを開始した。まずは20gほどのシンカーを使用したテキサスリグを選択した。しかし全く反応がなく、少しずつ立ち位置をかえながら丁寧に探った。このような時は細かくトレースコースをかえて扇状に丁寧に探ることが効果的だ。
トレースコースを刻みながら細かく探っていくと、開始から1時間半経ってようやくアカハタがヒットした。いい地形変化に当たったからか、その後すぐにカサゴもキャッチした。

初挑戦の仲間にもアカハタ
水深が15mほどある立ち位置へ移動すると、初挑戦の仲間にもようやくアカハタがヒット。30cmほどのアカハタをキャッチした。ややボリュームがあるワームでのヒットであった。
仲間がアカハタをキャッチした立ち位置に入り、大遠投してサオ抜けポイントを攻める。仲間と同じワームとブレードをつけたリグを使用すると10投ほどでヒット。30cmほどのアカハタをキャッチした。

ブレードはフグ避けに効果的?
その後仲間と投げ続けたがなかなか反応は得られず、時間が経過した。ここで不思議なことに気がつく。仲間とカラーは違うが同じワームを使用していたにもかかわらず、仲間だけがフグにワームをかじられ続ける。私はブレードを使用していたためか、全くフグにかじられない。
フグが多いポイントではブレードにフグを寄せて、ワームをかじられないように釣る方法が有効なのかもしれない。
まだまだ小型が多い
少し立ち位置をかえて何投かしていると20cmに満たないアカハタ1匹と20cmほどのカサゴを2匹キャッチした。アカハタのシーズン開始直後は各地で大型の個体の釣果情報を耳にすることが多かったが、真鶴半島はこのような小型が多い。

ワンポイントアドバイス
最後に釣行の際に意識しておくといいワンポイントを紹介したい。
ワームのボリュームを上げるとサイズアップ
ボリュームがあるワームでは過去にも大型のキャッチ率が高いように思える。小型が多いポイントは小型がヒットするのを避けて、大型を狙って釣ることができるかもしれない。
ブレードの有効性
ブレードをつけたリグはアカハタの反応がいい。さらにフグをブレードに反応させてワームをかじらせない方法も有効なのかもしれない。今後検証を続けたい。

サオ抜けポイントで釣果アップ
アングラーが攻めきれていないサオ抜けポイントはアカハタの反応がいい。だがあまり重たいシンカーを使うと根掛かりの恐れもあるし、アカハタが口を使わない場合もある。真鶴半島では遠投性を確保しつつ、その中で軽めのシンカーを使用することが釣果に繋がる。
真鶴半島は小型が多い
真鶴半島のアカハタゲームはまだこれから発展していくであろうエリアだ。末長く楽しむため小型は積極的にリリースしよう。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について真鶴半島
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