今年は9月に入っても釣れ続いているマダコ!マダコ釣りはタコエギというタコ専用のルアーを使用するのですが、実は簡単に安くタコエギを作る方法があります!あまり教えたくないのですが、今回はその作り方を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
タコエギとは
タコエギはイカ釣り用のエギを、タコを釣るために改良したエギのことです。特にフックに違いがあり、イカ釣りように比べて大きいフックを搭載してあることがほとんどです。
また、タコへのアピール力を高めるためにラトルやブレード、ヒラヒラなどのパーツがついて派手になっています。

タコエギを使うメリット
タコエギは大きなフックがついているので、タコを確実にフッキングさせてバラしづらいことにあります!
イカの場合にエギに対してアタックするときは触腕で「ちょん!」と突っつくイメージですが、タコの場合はエギに覆いかぶさるように抱きつくので、フックが大きい方が、フッキング率が高まります!
激安タコエギ作り方
そんなタコエギを安く簡単に作る方法を紹介していきます。まずは材料から。
材料
1、中古のエギ3号~3.5号のもの

2、タコベイト10cmくらいのもの(YAMASHITA・LPタコ・オーロラ 3.5 KE2・105mm)

3、Wスナップ付きサルカン3号

4、ナスオモリ15号
以上の4種類の材料を集めることができればOKという簡単な仕掛けです。
作り方
1、タコベイトを袋から出して、頭の部分を5mmほどハサミでカットします。

2、頭をカットしたタコベイトを中古のエギに被せます。

3、エギのアイにWスナップ付きサルカンを装着します(タコベイトを固定)。
4、Wスナップ付きサルカンの片方にナスオモリをセットします。

今回の費用
・中古のエギ→50円/個
・タコベイト→154円/個
・Wスナップ付きサルカン→19円/個
・ナスオモリ15号→60円/個
合計283円です!
普通のタコエギは新品で買っても800円以上することが多いので、かなりコスト削減できたタコエギが作れますよ!
筆者の思うタコベイトをつける意味は?
タコを狙うときは海底を誘うので、中層でルアーを動かすよりもさらにアピールしないと中々タコに見つけてもらえないのではないかと思います。そのため、普通のエギよりもヒラヒラや発色性のあるオプション(筆者の場合タコベイト)をエギに取り付けてアピール力と存在感を海底で高めています。

激安タコエギのメリット・デメリット
カンナがイカ用のエギなので、根掛かった際にカンナを伸ばしてエギを救出することができます。タコエギの大きいカンナは、フッキング率は高まりますが、根掛かりすると外しにくいこともしばしば……(笑)。
また、タコベイトをつけることで、エギの存在感を高めるとともに、タコベイトをかえることでカラー変更も簡単にできます!その日のヒットカラーにエギごと変えなくてもタコベイトさえかえてしまえばカラー変更も楽々です!
一方でカンナ部分の強度に問題があるという意見も。
また、カンナのサイズが小さいので、タコがエギを抱いてもフッキング率がタコエギに比べて悪い時もあります。
まとめ
個人的にはロスト率を低くした目的で作ったので、エギをなるべくロストさせたくない人にはオススメのエギです。
一方で、ここぞというポイントで絶対に獲る!という方にはタコエギの強力なカンナのものをオススメします。
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<杉浦永/TSURINEWSライター>
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