今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

関東地方が梅雨入りした。今年はすで真夏日を記録した日もあり、梅雨明け後は猛暑が予想されている。

（アイキャッチ画像提供：週刊へらニュース山野正義）

概況とポイント

6月上旬に台風の影響で梅雨前線が刺激され、各地で大雨が降り冠水した釣り場もあった。群馬の水郷も数年前に台風の上陸で池の隣を流れる谷田川が氾濫し、公園内が水没。大量のヘラブナが流失してしまった。その後、新ベラの追加放流がおこなわれたので、現在は以前と変わらない魚影に戻った。

今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

大雨の影響が心配で翌日に見に行くと、超満水だったものの氾濫はなかった。水替わりしたためか魚の活性が高く、短竿の浅ダナで尺クラスが中心で半日48枚の釣果が上がった。

今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

ポイントは大きく分けて北側と南側になる。北側はどちらかというと減水期（冬場）のポイント。魚は着いているので、南側が混雑した時や北寄りの風が吹くような日は狙いめ。

北側

車は南側の駐車スペースか北側の土手の上に駐車するので、ポイントまで多少歩く。そのため、普段は釣り人が少ない。

今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

なお、入釣する際はさざ波が立つと光の反射でウキが見にくいの、で偏光のサングラスがあるといい。

南側

釣り座のうしろに車が停められるので人気がある。減水期は水面から釣り座まで離れているので1本半前後のタマ網が必要。現在は満水なので釣りやすい。

今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

島の正面付近が人気だが、魚影が濃い釣り場なので混雑を避けたほうが釣果は安定する。

使用竿は、宙釣りは12尺前後。

ポイントによっては後方にある大きな木で釣り座が日陰になるので、10時半ごろまでパラソル要らずで楽しめる。

釣り方とエサ

宙・底釣りを問わず、道糸は0.8～1号、ハリス0.4～0.5号で対応できる。

宙釣り

宙釣りの場合、上ハリス20～30cm下30～40cm。ハリはバラサ・セッサなら6～7号。ウキは足長でボディー4～6cm、全長20～25cmを使う。

今週のヘラブナ推薦釣り場2023【群馬県・群馬の水郷】数釣りを楽しもう

エサは両ダンゴ。配合例を挙げると凄麩200㏄＋BBフラッシュ200㏄＋水100㏄で作る。

この釣り場の場合、食い気のある魚は回遊しているので、エサをボウルの中で2つに分け、ザラッとしたタッチのエサで打っていき、食い気のある魚が回ってきたらペトコンに切り替えで食わせる。この繰り返しがいいようだ。

底釣り

底釣りでのハリスの長さは上35～40cm下45～50cm。ハリはセッサ・バラサなら5～6号。

エサはダンゴの底釣り芯華をベースに使用した底釣用のダンゴを使う。配合例はダンゴの底釣り芯華150㏄＋カルネバ50㏄＋水90～95㏄で作り、手水で調整。またはダンゴの底釣り芯華単品で、粉200㏄を水100㏄で作る。

底釣りは、小ブナやアメリカナマズなどが多いので、アタリの選別が重要になる。

＜週刊へらニュース山野正義／TSURINEWS編＞