夜釣りや日が昇る前の釣行の安全性を高めてくれるヘッドライト。頭に取り付ける一般的な方法以外にも、工夫をすればフローティングベストにも取り付けられます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)
ヘッドライトを新調
子供が生まれたり家庭が忙しくなっていて、気づけば夜や明け方に釣りに行くことが無くなっていました。ふと思い立ってヘッドライトを引っ張り出すと、ライトがつかなくなっていました。電池を入れっぱなしにしてしまい、端子が腐っていたのです。
充電式の物を探す
そもそも乾電池式だと、電池を買わなくちゃいけないし充電池だと高いので、「いっそのことUSB充電式なんかないのかな?」と探していると……普通にありました。
評価の高い海外製LEDライトを購入
釣り場に忘れたり、高価なものを買ったのに使用感が悪くて後悔したりしないように、ものすごく安いものを買うことに。ネットで星が5に限りなく近く、数百人がレビューしている充電式ヘッドライトを選択しました。

ベストへの装着方法をリサーチ
釣り番組やyoutuberを見ていると、最近はベストにヘッドライトを取り付けている人がたくさんいます。「専用品があるのか?」と調べたらそういうわけではなく、ほとんどの場合は改造して取り付けていることが分かりました。
リーニアDRING SET-B CL-14を購入
取り付けにはヘッドライト用の長いベルトから、短いベルトに変えなくてはいけないのはなんとなくわかるのですが、なかなかいい情報がありません。
かなり探して、リーニアDRING SET-B CL-14というベルトがフローティングベストへのライト装着にマッチするという情報を得たので、これもネット購入してみました。

ヘッドライトのマウントに加工が必要
ヘッドライトから頭に巻く用のベルトを外し、届いたベルトを合わせてみました。すると、まったく取り付けられるイメージがわきません。
説明が難しいのですが、マジックテープが縫い付けられているため、溝になかなか押し込めないのです。

ヘッドライトのマウントのベルトを通す部分の構造など実物を見てからでないと分かりません。幸い、マジックテープが縫い付けられていないスペースがあったのでそこは生地が薄く、溝に押し込めましたが、反対側はマジックテープで厚みがびっしり。ここで強行手段、溝をニッパーで少しカットしました。
何とか完成
厚みがあったマジックテープ部分を無事に押し込めたことで、なんとかマウント内にベルトを収めることに成功!ちょっときついけど逆にズレなくていい感じです。

ズレにくくて取り外しが楽
筆者のベストの肩口もマジックテープ式なので、ここを外して楽に取り外しができます。さすがネットの情報という感じで、ベルトを巻き付けた時の間隔が大体のベストの肩ベルトにマッチするようです。
頭につけるわずらわしさから解放
一番のメリットはこれです。筆者は頭が小さく帽子等で厚みを調整していましたが、キャストをするたびにズレたりするのが嫌でした。それが胸元にあることで全く気にならなくなりました。
Dカンの増設にも使える?
上手く工夫すれば、ベストの空きスペースに取り付けて他のアクセサリーを取り付けるDカン部分としても使えそうです。筆者は今のところDカンが多いので間に合っていますが、何かとアクセサリーを多く取り付けたい人には有効かもしれません。

工夫次第でベストにライトを取り付けられる
少し手間はかかりますが、リーニア DRING SET-B CL-14をうまく活用して、ヘッドライトのベスト取り付けやDカンを増設してみてはいかがでしょうか?
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<須藤雄飛/TSURINEWSライター>
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