沖釣りが大好物の筆者。忘れられない過去のGW釣行を振り返ってもらった。

新潟県・中越沖で筆者が体験した過去のワラサ爆釣劇の様子をご紹介。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギン...の画像はこちら >>

ジギング入門のきっかけ

ジギングを初めてからかれこれ25年ほどになる。ジギングを始めたのは、ママ友ならぬパパ友から誘われたのがきっかけだ。子どもが同じ幼稚園に通い家族ぐるみの付き合いをしているマッキーからの誘いだった。物は試しと新潟県上越地方の遊漁船に同乗させてもらったのがデビュー戦だ。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
上越地方の遊漁船に乗船(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

ありがたいことにたとえ魚はバレることも多いが、この釣友とはいまでもバレずに付き合いが続いている。それまでの筆者は上越や中越の漁港や地磯からの釣りがメインだった。

沖釣りはというと、勝手も分からず、船酔いする自信があったのでまったく視野に入れていなかった。

船酔い&ボウズ

いざ釣り船に乗ってみると凪も悪く案の定の船酔い。ジギングのイロハも知らない筆者はありあわせのタックルで見様見真似でトライするも何もヒットせずボウズ。釣友はイナダをキャッチした。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
上越沖合で青物キャッチ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

今ではイナダサイズは基本リリースするが、当時の筆者にはイナダといえども目を見張るほどの大型魚に見えた。船酔い&ボウズという二重苦にもかかわらず、釣友の釣果により俄然ジギングに興味が沸き、その後、釣行を重ねていくことになった。

当初はワラサで満足

初期はイナダサイズでも釣れればドヤ顔するくらいの喜びようだったが、徐々にサイズアップしワラサクラスの釣果もキャッチできるようになっていったものだ。1度の釣行で3kgクラスのワラサを1本でもキャッチできれば上々の釣果といえるような状況だった。

GWに青物ジギング釣行

さて、新潟県上中越地方の青物ジギングのハイシーズンは秋から冬にかけてと春。ターゲットはワラサ・ブリがメインだ。ことゴールデンウイークの時期は良いときと悪いときの差が大きい。さっぱりの日もあれば爆釣もある。ある年のゴールデンウイーク、マッキーからの誘いで中越の遊漁船に乗船した。マッキーの職場の釣り仲間6-7名も一緒だ。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
ターゲットはワラサ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

ターゲットはワラサ。

50m前後の浅めのポイントが中心でジグを軽くキャストして斜めに引きながらジャークするイメージだ。ジグのウエイトは100-150g。初夏のような好天に恵まれ風も波も穏やかで汗ばむほどの陽気だった。前半は静かな釣りだったが、陽が高くなってから時合いは突然訪れた。

ワラサがフィーバー

4-5kgクラスのワラサが入れ食いとなったのだ。ジグのサイズや色やアクションなど関係なくキャストすれば着底をまたずフォールでヒットが連発し同時に何人も竿が曲がっている状態が連続した。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
ジギングで大型青物キャッチ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

最初のうちは丁寧にタモでワラサを掬い上げていたが、3本目、4本目となってくるとタモ入れもせずリーダーを掴んで抜きあげるようになり、キープ分以上はみなリリースを始めるほどになった。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
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青物フィーバーに興奮(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

正確に記憶してはいないが時合いはかなり長い時間続いていたように思う。みな、汗ばむような陽気の中釣れすぎてヘトヘトになるくらいだった。いわゆるXデーというやつだ。最高に楽しい釣行だった。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
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好土産でクーラーを満たした(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

前述のように、上中越地方のゴールデンウイークは釣況がよいときと悪いときの差が大きい。

1日ちがいで雲泥の差が付くこともあるし、ボウズを食らうこともある。それでも、このとき味わったXデーを思い出しては毎年この時期このエリアに足を運んでしまうのだ。

オフショアジギング愛好家が忘れられないGW釣行は【中越ジギングでワラサフィーバー】
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ジギングで青物手中(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>