過ごしやすい5月は、ついおろそかになりがちな日焼け対策。この時期はファミリーや友人と釣りや潮干狩りを楽しむシーズンでもある。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
日焼け止めは5月でも必要?
真夏の釣行において日焼け止めを使うアングラーは非常に多い。長時間、炎天下の中で何のケアもせずに肌を露出していると、やけどに近い日焼けをしてしまうからだ。
しかし意外と日焼け対策を忘れがちなのが、梅雨入り前の5月。気温は20~25℃程度で過ごしやすい日が多いが、紫外線は非常に強い。潮干狩りやファミリーフィッシングを楽しむ際には、日焼け止めを事前に塗っておくことと携帯することが必須だ。

日焼け止めの効果を実験
今回は、5月でも日焼け止めが重要であることを再確認するために、自分の肌を使って以下の通り実験を行った。使用した日焼け止めは、潮干狩りや釣りシーンでよく使われる「スプレータイプ」「スティックタイプ」「クリームタイプ」の3種類。

実験内容
実験時間は13時~17時の4時間。それぞれの日焼け止めを左腕の手首~肘までの部位ごとに塗布。「手の甲」にはスプレータイプを、「前腕の前部分」にはスティックタイプを、「前腕の後部分」にはクリームタイプを塗った。

2時間が経過した時点で再度塗り直しを行い、塗り心地や持続力を調べた。反対側の右腕には何もつけず、紫外線を直に浴びさせ、左右でどのような違いが出るか経過を観察した。
日焼け止め検証結果
4時間経過後の結果は下記画像の通り。

筆者の肌はもともと色が濃いため、見た目の差はわかりづらかったが、日焼け止めを塗っていなかった右腕には赤みこそ出なかったものの、ヒリヒリ感が強く残った。一方で、左腕にはヒリヒリ感がまったくなく、日焼け止めの重要性を改めて実感した。
スティックタイプが快適
今回使用した3種類の日焼け止めのうち、塗りやすさや塗ったあとのべたつきのなさを考慮すると、「スティックタイプ」が釣りや潮干狩りなどのシーンで最も活躍が期待できると感じた。

筆者はいままで日焼け止めの使用を敬遠してきた。理由として、「塗ったあとのべたつき」や「塗る手間」が、実釣中にどうしても気になってしまうからだった。
しかし今回の検証で、これまで使用していた「クリームタイプ」と比べて、「スティックタイプ」はサッと塗ることができ、べたつきも気にならなかった。スプレータイプも使用感は悪くなかったが、容器がやや大きく、「携帯性」の面で他より劣ると感じた。
<河野陸/TSURINEWS編集部>