九州地方の沖釣りで人気のアオハタ。群れに当たると数釣れるところが嬉しい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
アオハタとは
アオハタとはハタ系の根魚で、体色は黄色。これに青っぽい縞が入っていて、釣り上げたときは色鮮やか。特に青色がきれいなところから名付けられたという。生食での食感はアラ(クエ)、アカハタ、キジハタによく似ていて、ゴリゴリ。噛むほどに甘味が広がる美味魚だ。
釣り場での下処理
釣り上げたアオハタはナイフなどを使って絞め、ひとまずクーラーに収納。滑りが強いため、納竿時にタワシでゴシゴシしておくと帰宅後がラク。
自宅での下処理
持ち帰ったアオハタは頭を落としてワタをとる。頭にもたくさん身が付いているので、エラを外して別の料理用として保存しておこう。

サク取り
下処理後は3枚におろし、皮を剥いでサク取り。すぐに食べない場合はキッチンペーパーに包んでラップをかけ、冷蔵庫に入れておけば一週間ほど持つ。

霜降り
サク取り後はサイコロ状にカットして霜降り。90℃のお湯にサッとくぐらせる程度でOK。

あとは梅肉とワサビをのせ、刺し身じょう油を少し垂らせば完成。霜降りすることによって味ののりがよくなり、ひと口頬張れば、ちょっと贅沢な気分になる。

<松田正記/TSURINEWSライター>