5月下旬、今回は午後から用事のあった筆者が、静岡・清水港で短時間ながらキス釣りを実施。チョイ投げで13cm級やダブルヒットも飛び出し、最終的に7尾をキャッチする結果に。

今後は夏に向けて本格シーズンが到来しそうだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

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静岡・清水港でキス釣り

5月22日(木)、午後から静岡の焼津で用事があったので、少し早く出発。途中の清水港で、短時間釣りをしようと思い、車に道具を積んで出かけた。

清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
釣り場略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

向かったのは、チョイ投げで釣果が期待できる静岡市の湾奥のJオイルミルズ岸壁。現地には9時半ごろ到着。

この場所は、エスパルスドリームプラザの対岸に位置し、基本的には砂泥底だが、マリーナの影響か、底にはいろいろな物が沈んでいて、根掛かりが少しある。

先端部は立ち入り禁止になっているが、投げ釣りのポイントは、中央部から根元にかけてのふ頭部分なので影響はない。

また、トイレと自販機が近くにあり、車を横付けができる便利な場所。以前、シーズン中は小型ながらも30~50尾と、かなりの数を上げている場所でもある。空いているふ頭中ほどに釣り座を構えた。

短時間勝負でキスをキャッチ

1投目は、対岸目がけて3色へ。着底を確認後、ゆっくり探っていると、プルッと、キスらしきアタリ。しかし、これはハリ掛かりしなかった。

清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

魚がいるのは間違いないので、やる気が起きてくる。

2投目も同距離でアタリ。これはうまくハリ掛かりして、13cmが釣れてきた。「きょうは順調か」と思いきや、その後の投入ではしばらくアタリがない。

この場所は、湾奥に位置しているので、厄介者のヒイラギが少なく、アタればキスなのだが。そのアタリが少なく、代わって巻き上げ途中の仕掛けに、現在大量発生している小サバが群れをなして追いかけてくるのが見えて、次つぎにハリ掛かり。手はウロコだらけになってしまった。

ゲストも釣れる

そこで、投入点を左右にズラすと、やや左方向の障害物が多いポイントでアタリが多いことがわかったので、集中的に攻める。

積極的にサビくと根掛かりするので、置き竿にしてアタリがあってから巻き上げるスタイル。すると、ポツポツと釣れ始めて、時にはダブルやビックリするような大きなアタリで、ゲストのキュウセンが強い引きを楽しませてくれた。

清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
楽しい釣行となった(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

今後のキス釣り展望

所用のため11時に納竿。釣果は7尾だった。今後の展望として、今年はスタートこそ遅めだったが、近日の釣行からキスは清水港内に入っていることがわかっている。例年なら、これから夏にかけてピークを迎えるだろう。

清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
清水港の投げキス釣りで13cmを頭に7尾手中【静岡】シーズン本番に向けて好発進
最終釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

<週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年6月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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