年末年始は忙しく、なかなか釣行できなかったが、1月12日(日)~13日(月・祝)の連休を利用して千葉館山にシロギス狙いの投げ釣りへ出かけた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵)

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館山港でシロギス狙いの投げ釣り

「館山湾に面する北条海岸や那古海岸の浜からシロギスが釣れている」という情報はあったが、夫と話し合って「もういないかも」と、手堅い自衛隊堤防か築港堤防に行くことに決めた。

館山港ポテンシャル高し 投げキス釣りで21cm頭に2人でシロギス26尾
館山港周辺略図(作図:週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵)

初日は午後から天候が崩れる予報のため、朝イチから釣りをする予定だったが、いつものようにのんびり出発してしまい館山には10時ごろ到着。

築港堤防には先釣者が何人かいるので、自衛隊堤防を選ぶ。そちらはルアーやエギを投げている人はいるが投げ釣りはいないようだ。

館山港ポテンシャル高し 投げキス釣りで21cm頭に2人でシロギス26尾
タックル図(作図:週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵)

内側外側ともに早々に本命ヒット

急いで支度をして堤防中央付近の空きスペースで開始。私は内側方向に、夫は外側を狙ってキャスト。

仕掛けを引くと、以前より海底はゴツゴツしている印象だが、木オモリを使用していたので根掛かりするほどではない。2色半付近でゴッと小さいながら力強い反応があったので、慎重に寄せると18cmの本命。

外側を攻める夫は4色付近で同級を取り込んで「きょうは入れ食いか?」と期待するが、次投からはアタリが止まってしまう。

上げ潮で良型が連発

何も釣れない状況が2時間近く続き「納竿しようか」と夫と話していると、久しぶりに反応があり、良型がヒット。

館山港ポテンシャル高し 投げキス釣りで21cm頭に2人でシロギス26尾
良型本命(提供:週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵)

その後も上げ潮に乗って回遊してきたのかぽつぽつ釣れ始めたので、16時すぎまで延長して終了。夕食を食べて帰宅する予定だったが、良型が顔を出したので翌日も竿を出すことに決める。

翌日は10時半~12時半まで自衛隊堤防で狙う。前日同様、下げ潮で食い渋り、型を見た程度。

夫のキスにイカが食い付いたので、即席のスッテ仕掛けでこれを狙ったが不発。

最終釣果

掛かりが浅いピンギスはすべてリリースして、持ち帰ったのは最大21cmまでを私が9尾、夫が17尾。

館山港ポテンシャル高し 投げキス釣りで21cm頭に2人でシロギス26尾
夫婦の釣果(提供:週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵)

この日は顔見知りのベテランが多くいた。聞くと、元日に自衛隊堤防で30尾以上、築港堤防で40尾ほど釣った人がいた。「砂上げ場では29cm級が上がった」と言うから驚き。

この釣果はポイントに精通したベテランたちの神業なので参考にはならないかもしれないが、この時期にこれだけの釣果が上がる館山湾のポテンシャルの高さに驚かされた。

「次は私たちも釣れたらいいね」と話しながら帰宅した。

<週刊つりニュース関東版 千葉・熊谷加寿恵/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
自衛隊堤防
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年1月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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