5月7日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48 チームSの「重ねた足跡」公演が千秋楽を迎えた。「重ねた足跡」公演は、2016年6月に初日公演を開催し、SKE48の公演の中で一番長い約6年間上演された。




オープニングは毎公演センターが変わる「Gonna Jump」。センターは6年前の初日と同じく松本慈子が務め、元気いっぱいのパフォーマンスで幕を開けた。続いて「手をつなぎながら」、「Innocence」、「強がり時計」を披露し、自己紹介へ。上村は、「この公演の初日でユニット曲の『愛のルール』でバナナを使っていたずらをする幼稚園児役をやっていた、当時12歳だった私も18歳になって今では副リーダーもやらせてもらっています」と成長した姿を見せ、9期生の中坂美祐は、「3回もファンとして観に来た公演の千秋楽に出てるって凄いことですよね!」と会場を盛り上げた。新型コロナウイルス感染による療養から本日復帰した井上は、「メンバーに会えて、ファンの方の顔を見たら安心しました。千秋楽に出られて嬉しいです。偉大な先輩がたくさん大きな足跡を残してくれた公演なので私も足跡を残していきたいです」と涙ぐみながらコメント。メンバーからは「おかえり」と笑顔で迎えられ、客席からは温かい拍手が送られた。






続いてダンスナンバー5曲で構成された約10分にも及ぶダンスメドレーを踊り切ると、赤堀君江、大谷悠妃と3人でのMCで井上は、「一番苦戦したのがダンスメドレーだった」と話し、「やりきったぞー!」と笑顔を見せた。SKE48の代表曲「オキドキ」、「パレオはエメラルド」、「不器用太陽」で盛り上がり、本編は閉幕。






アンコールでは松本が「チームSが大好きだ!」と叫びながら登場し、「放課後レース」「チームS推し」を披露。そして千秋楽ということで松本が「これからのチームSに期待していてください。今夜は一緒に羽目を外して最高に盛り上がりましょう!」と、特別に「ウッホウッホホ」が披露されました。そして、松本から6年前に「重ねた足跡」公演が始まった当時の思い出や、この公演についての想い、ファンへ感謝の気持ちを伝えると、会場からは大きな拍手が送られた。
最後の曲「僕は知っている」では、「重ねた足跡」公演への感謝の想いを込めたパフォーマンスを披露。客席からはチームSのカラーのオレンジ色のサイリウムでエールが送られ、公演は幕を閉じた。
なお、チームSは新公演「愛を君に、愛を僕に」を5月28日(土)よりスタートする。

【チームSリーダー 松本慈子・コメント】
ダンスメドレーでの息切れも、「チームS推し」でみんなとふざけ合うことも、「僕は知っている」で歌詞の意味に感動し、ジーンとすることもなくなるのかと思うと、約6年間という長い期間やってきた「重ねた足跡」公演が、もう千秋楽なのかと寂しさがあります。公演が始まった当初はチームの中で2番目に後輩だった私も気付いたら周りには後輩が増え、時の流れの早さを感じています。
約6年間、「重ねた足跡」公演で共に思い出を重ねてくださり、ありがとうございました!