選抜2026注目の逸材(野手編)
選抜の注目投手10人はこちら>>
第98回選抜高校野球大会(センバツ)には、プロ注目の有望株が多数集結する。「野手編」では、ひと冬越えての進化が楽しみな好素材を10人紹介しよう。
菰田陽生(山梨学院3年/投手・一塁手/194センチ・102キロ/右投右打)
打撃力も未来への希望が溢れる怪童。グラウンドのどこにいても目に留まる巨躯、泰然とした構え、豪快なフォロースルーとロマン要素が盛りだくさん。昨秋の関東大会ではバックスクリーンに放り込みながら、試合後には「少し詰まりました」と大物感漂う感想を述べている。明治神宮大会では未経験の三塁守備にもトライ。ややぎこちない動作ではあったものの、好守を見せてスカウト陣を驚かせた。最速152キロの投手か、高校通算30本超の打者か、それとも本人が希望する二刀流か。山梨学院の吉田洸二監督は語る。「私ごときに適性を判断できるはずがないので、できるだけ選択肢を残してやって、あとは上の世界の指導者にお預けしたい」。怪童の野球人生において、今春の選抜はどんな「通過点」になるのか。
古城大翔(花巻東3年/三塁手/180センチ・94キロ/右投右打)
4回目の甲子園に挑む右の大砲。父・茂幸さん(元巨人ほか)はバイプレーヤータイプだったが、息子はスラッガータイプ。2年春から木製バットを使用し、昨秋の明治神宮大会では左中間スタンドに放り込んでみせた。
赤間史弥(花巻東3年/左翼手/180センチ・98キロ/左投右打)
バットに仕事をさせる長距離砲。同僚の古城大翔とともに木製バットを携えて打席に立ち、上体を前傾させて構える姿は江藤智(元広島ほか)を彷彿させる。バットヘッドをしならせてとらえた打球は、全方位に伸びていく。変化球を手元まで呼び込み、運ぶように飛ばす技術が光る。昨秋終了時点で高校通算29本塁打を放っているが、まだ全国舞台での一発はない。今春は聖地で目の覚める一撃を打てるか。珍しい「左投右打」で、左投手としても最速141キロを計測する。
池田聖摩(横浜3年/遊撃手/176センチ・78キロ/右投左打)
抜群の身体能力を誇る遊撃手。
吉岡伸太朗(専大松戸3年/捕手/180センチ・95キロ/右投左打)
屈強な打席姿が印象的な強打者。大谷翔平(ドジャース)のように右足を差し出す形のノーステップで呼び込み、鋭いターンで振り抜く。昨秋の関東大会・横浜戦ではドラフト1位候補の織田翔希が投じた148キロの快速球を引っ張り込んで二塁打にし、4対2での勝利につなげた。昨秋の公式戦11試合で打率.471、0本塁打、11打点と主砲らしい働きを見せている。捕手としてブロッキング、スローイングの能力が高まってくると、さらに評価が高まりそうだ。
谷渕瑛仁(大阪桐蔭3年/一塁手・三塁手/177センチ・77キロ/右投左打)
ひと振りで流れを変えるハードパンチャー。強烈なインパクトで弾き返す打球は、他の打者とは音からして違う。昨秋の近畿大会・市和歌山戦ではプロ注目右腕の丹羽涼介から3安打をマーク。丹羽降板後の最終打席は右翼スタンドに放り込み、サイクルヒットを達成した。昨秋の公式戦10試合で打率.529、2本塁打、17打点と大暴れしている。内野守備に安定感が出てくれば、注目度はさらに増しそうだ。今春は背番号20だが、大阪桐蔭の主砲らしく相手バッテリーに恐怖感を与えるスイングを見せたい。
荻田翔惺(中京大中京3年/右翼手/180センチ・93キロ/右投右打)
攻守に存在感を示す実力派外野手。打撃はスイングにキレがあり、力強くコンタクトする。昨秋は主砲として公式戦11試合で打率.395、1本塁打、14打点と活躍し、東海大会優勝に貢献した。右翼守備は後方の飛球に目を切って背走し、好捕できる点が魅力だ。50メートル走6秒2、遠投110メートルと高い身体能力が生きるのは、肉体的に成熟してくるこれからだろう。
川中鉄平(神戸国際大付3年/右翼手/183センチ・93キロ/右投左打)
野球場が狭く感じる怪打者。たくましい体つきと豪快なフォロースルーには夢があり、低反発バットということを忘れさせる。昨秋は左太もも裏を負傷しながら、明治神宮大会で高校通算16号をバックスクリーンへ。足を引きずりながら、ダイヤモンドを1周する姿には貫禄があった。昨秋の公式戦14試合で4本塁打と長打力を発揮。打席で構える際に「こ~い!」と大声で気合を入れ、相手を威嚇する。体重110キロの巨漢打者・石原悠資郎(ゆうじろう・3年)らと組む脅威の強打線で、大会を席巻するか。
目代龍之介(帝京2年/中堅手/187センチ・94キロ/右投右打)
底知れない可能性を秘めたアスリート型外野手。ストライドの長い走り姿は画になり、将来性が滲み出る。打撃はステイバックのスイングで飛距離を伸ばし、昨秋に公式戦9試合で2本塁打、10打点を記録した。
太田蓮(智辯学園2年/右翼手/185センチ・85キロ/右投左打)
末恐ろしい素材型外野手。遠目にも大物感を覚える右翼での立ち姿。躍動感のあるアクション、力強い腕の振りから放たれるレーザービームと、逸材のムードが充満する。京都シニア時代には侍ジャパンU−15代表に選出され、投手としてU−15ワールドカップで3勝を挙げた。高校進学後は外野手として活躍し、昨秋は公式戦打率.444をマークした。まだ発育が止まっておらず、本格的な開花はこれから。スケール感をキープしつつ、技術を高めていきたい未完の大器だ。










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