この記事をまとめると
■かつて日産の代表的大衆車だった「サニー」にはクーペやセダン、トラックなどがあった■サニーキャブと呼ばれるバンタイプのモデルもあって兄弟モデルも設定されていた
■のちにサニーバネットと名前を変えるが、そのDNAはいまでも継続されている
なんとサニーにはバンもあった!
1966年にデビューして以来、2004年まで日産を代表する大衆車としてそのポジションを担い続けてきたサニー。そのラインアップとしてもっとも有名なのは、いわずと知れたセダンであるが、過去にはスポーティなクーペやハッチバック、ステーションワゴンなどさまざまなバリエーションを持っていた。
そして、そんなサニーのバリエーションのひとつとしていまでも高い人気を誇るのが、ピックアップトラックタイプのサニートラック、いわゆる“サニトラ”だろう。
初代サニーの登場翌年にデビューしたサニートラックは1971年に2代目へとフルモデルチェンジを果たし、そこから1994年までの長きに渡って販売されていたこともあり、旧車の雰囲気を楽しめる高年式車(いまとなってはネオクラシックカーの年式だが)として重宝されていた。
その一方で、あまり知名度が高くないサニー派生車といえるのが、1969年に登場した「サニーキャブ」シリーズではないだろうか?
サニーキャブは初代サニーのコンポーネンツを流用して誕生したキャブオーバータイプの車両であり、トラック、ワンボックスバン、そして3列シートを持った乗用モデルのコーチというバリエーションを持っていた。
キャブオーバータイプとなったことで、エクステリアデザインはサニーとの共通点はそこまで見られなかったが、搭載されたエンジンやフロントサスペンションはサニーと同じものが使用されていたほか、インテリアもサニーと共通の意匠を採り入れることで乗用車的な雰囲気を持たせていたのだった。
登場した翌年には、新設された販売チャネルの「チェリー店」専売車種として「チェリーキャブ」に改名されたが、1975年には再びサニーキャブが復活し、継続設定されたチェリーキャブとの兄弟車という形になっている。
そして1978年に販売を終了し、後継車種である「サニーバネット」と「チェリーバネット」へとバトンタッチ。この後継車種の車名からもわかるように、サニーキャブは現在販売中のNV200バネットの祖ということになり、トラックこそラインアップから消えてしまったものの、その流れを汲んだバンとワゴン(コーチ)は現在も存在し続けているのである。

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