この記事をまとめると
■ヒョンデが東京オートサロン2025にブースを展開



■ヒョンデはコンパクトEVの「インスター」の日本先行予約を発表した



■インスターの価格は284万9000~357万5000円



話題のコンパクトEVの日本予約を開始

日本だけでなく世界からの高い注目を集めるカスタムカーショーとしてお馴染みの「東京オートサロン2025」が、1月10日、千葉県・幕張メッセを舞台に幕を開けた。



メーカーによる珠玉のコンセプトカーからショップによるド派手なチューニングカーまで、さまざまなクルマがこれでもかと幅を利かせている会場内ではあるが、そのなかでひときわ注目を集めていた小さくてかわいらしいクルマがあった。

そのクルマこそ、ヒョンデが1月10日より日本でも先行予約を開始することを発表した「インスター」だ。



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ヒョンデ・インスターは、2022年に日本再上陸を果たしたヒョンデにとって、NEXO、アイオニック5、コナ、アイオニック5 Nに続く日本導入第5番目のモデルとなる。韓国の軽自動車ともいえる「軽車(キョンチャ)」のキャスパーをベースにEVに仕立てたモデルで、日本の軽自動車よりも少し大きい全長3.83m、全幅1.61mというサイズは、日本でもっとも売れているEVが日産サクラであることを考えると、なかなかいい勝負を繰り広げてくれるのではないかと期待を抱かせる。



コンパクトカーEVが200万円台って……サクラが売れてることを考えるとヤバイ! ついに予約を開始したヒョンデ・インスターの実車をみたら脅威しか感じない【東京オートサロン2025】
ヒョンデ・インスターのリヤスタイリング



また、このサイズでありながら、優れたパッケージングと豊富なシートアレンジで、広く快適な室内スペースを実現しているというのもストロングポイントといえそうだ。



コンパクトカーEVが200万円台って……サクラが売れてることを考えるとヤバイ! ついに予約を開始したヒョンデ・インスターの実車をみたら脅威しか感じない【東京オートサロン2025】
ヒョンデ・インスターのリヤシート



さらに、42kWhもしくは49kWhの駆動用バッテリーを搭載し、一充電航続距離はベースモデルでも300km以上を実現しているというから、日常的に使うのであれば十分だ。



丸型LEDランプによる親しみやすいマスクはもちろん、ピクセルデザインを採用したリヤのコンビネーションランプなど、このスタイリングだけで購入を決める人が続出しそうなほど個性的でキュートなヒョンデ・インスター。日本では「カジュアル」「ボヤージ」「ラウンジ」の3グレード展開で、その価格はそれぞれ284万9000円、335万5000円、357万5000円。



実際、インスターの先行予約開始を発表したその場で、ヒョンデモビリティジャパンの七五三木社長は、「日本のみなさまにこれまで以上にEVを身近に感じていただき、みなさまの愛車として長くお使いいただける価格設定にした」というコメントを残した。



コンパクトカーEVが200万円台って……サクラが売れてることを考えるとヤバイ! ついに予約を開始したヒョンデ・インスターの実車をみたら脅威しか感じない【東京オートサロン2025】
ヒョンデモビリティジャパンの七五三木社長



なお、ブースにはカスタムカーの「インスターターマック」もディスプレイされていた。赤いボディに白のツインストライプと白いルーフ。そしてそのルーフにラックを装備したその出で立ちはどこかで見たことあるような……。



コンパクトカーEVが200万円台って……サクラが売れてることを考えるとヤバイ! ついに予約を開始したヒョンデ・インスターの実車をみたら脅威しか感じない【東京オートサロン2025】
ヒョンデ・インスターのカスタムカー「インスターターマック」のフロントスタイリング



韓国からの第5の刺客、その見た目はかわいいが、いろいろと恐るべしだ。

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