この記事をまとめると
■ホンダのコンパクトSUVであるWR-Vが一部改良を実施■インテリアの質感を向上させ上質感のある車内を実現
■特別仕様車の「ブラックスタイル」を「Z」「Z+」に新設定
インド製コンパクトSUVとして話題のホンダWR-V
ホンダのコンパクトクロスオーバーモデルの1台がWR-V。復活したオデッセイが中国生産なら、こちらはタイで開発、インドで生産され、日本へと輸入される、アジアがメインマーケットの逆輸入モデルだ。約1年前のデビュー当時、200万円前半からのリーズナブルな価格設定が大きな話題を呼んだことも記憶に新しい。
ホンダにはコンパクトSUVとしてヴェゼルも揃っているが、こちらはよりSUVテイスト、クロスカントリーテイストを強めたイカついエクステリアが特徴で、ボディサイズは全長4340×全幅1790mmとヴェゼルとほぼ同じ。しかし全高は、ヴェゼルの1590mmに対して1650mmと高く、なおかつホイールベースはヴェゼルより40mm長い2650mmとなる。
パワーユニットは割り切られ、L150D型1.5リッター直4DOHC(i-VTEC)のガソリンエンジン、118馬力、トルクは14.5kg-mでCVTが組み合わせられ、WLTCモード燃費16.4~16.2km/L(グレードによる)のみの設定で、駆動方式もFF限定となる。
これは、ほぼ同じサイズ感のHVとガソリン車を揃えるヴェゼルとの競合を避ける意味合いもありそうだ。4WDは用意されないものの、最低地上高は本格SUV並みの195mmが確保され、ちょっとした悪路走行はお手のモノといっていいだろう。
特筆すべきはパッケージングだ。クラス最大級のホイールベースを生かし、身長172cmの筆者のドライビングポジション基準で後席頭上に160mm、膝まわりに240mm(!)もの大人がゆったりと寛げる空間が確保されている(後席エアコン吹き出し口も完備!)。
さらに、ヴェゼルを圧倒するラゲッジルームの使い勝手、広さも注目ポイントで、フロア上だけで458リットル(後席使用時)もあり、6:4分割の後席を倒すことで27インチの自転車、約170cmのサーフボード、4個のスーツケース(大きさによる)も積み込めるのだから、アウトドア、スポーツを始めとするあらゆるシーンで大活躍してくれること必至の積載性を誇っているわけだ。
ちなみに、後席格納時に約130mmの段差ができてしまう点については、ホンダA-Collectで販売されているラゲッジボード(3万3000円/https://www.stage2.co.jp/fs/secondstage/wrv-h111)装着することで解消され、後席格納時のフルフラットアレンジが可能になる!!
質感向上を目指した一部改良と人気特別仕様車追加で魅力倍増
そんな、リーズナブルな価格がうれしい、パッケージも優秀なWR-Vが、国内発売から約1年のタイミングで早くも一部改良を行った。
その内容はまず、WR-Vユーザー、WR-V潜在ユーザーの「インテリアの質感が物足りない」という声に応えた、インド仕様の最上級グレードにはすでに設定されていたインパネ下部とリヤドア内張りのソフトパッドの追加だ(フロントドア内張りにはすでにソフトパッドが採用されている)。これだけでも前後席に乗る乗員の印象は大きく異なり、一部改良前のモデルより上質感あるインテリア空間を実現したことになる。
さらに最上級グレードのZ+にはブラウンカラーのフルプライムスムースシート(全面合成皮革張り)を新採用。
そして、最近のホンダ車の定番ともいえる特別仕様車の「ブラックスタイル」を「Z」、「Z+」に新設定。エクステリアではベルリナブラックの17インチアルミホイール、クリスタルブラック・パールのアウタードアハンドル、シャークフィンアンテナ、電動格納式リモコンドアミラーカバーを採用する。
インテリアにもプライムスムース×ファブリックのコンビシートと本革巻ステアリングホイール、ソフトパッド、アームレスト付きセンターコンソールボックスにブラックステッチが施されるほか、ピアノブラック調のステアリングガーニッシュ、ドアミラーガーニッシュ(フロント/リヤ)、エアコンアウトレットガーニッシュ(運転席/センター/助手席/リヤ)、エアコンコントロールノブがあしらわれ、内外装ともに一段と精悍なブラック基調のデザインが与えられることになったのだ。
発売時期は「Z」、「Z特別仕様車ブラックスタイル」、「Z+特別仕様車ブラックスタイル」が2025年3月7日。「Z+」とベーシックな「X」は2025年夏頃とされている。
なお、中間グレードの「Z」の例では一部改良の2025年モデルで4万8400円の価格アップとなるものの、それでも239万8000円(一部改良前の2024年モデルは234万9600円)というバリューフォーマネーな価格設定が維持される。
HVや駆動方式にこだわらない、後席の広さとラゲッジルームの容量を優先するコンパクトクロスオーバー狙いのユーザーにはうってつけの1台といえそうだ。

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