温度設定を意識してマメに調整すればアナログでも省燃費に!
最近のクルマはエコモードが当たり前のように付いている。そもそもエコモードは10年ぐらい前からあったものの、その当時はエンジンのパワーを抑え気味にしたり、シフトポイントを変更したり。CVTなら、回転数を下げて走るようにしたりと、運転していてもわかりやすいものが多かった。
それが現在では、走りに大きな変化がなく、違和感はなかったりする。その理由はいろいろとあるが、複雑に制御するようになったというのは大きいだろう。つまりエンジンやミッションはもちろんのこと、エアコンやアイドリングストップなども含めて、可能な限りでのエコドライブを追求しているわけだ。
開発陣に聞くと、エアコンを制御するのは省燃費という点ではかなり有効とのことなのだが、エンジンの動力を使ってコンプレッサーを回しているだけに当たり前と言えば当たり前。そこで、フト思うのが、エコモードが付いていないクルマでも同じようなことができないかということ。つまり、アナログでマメに操作してできるだけエアコンの負担を減らせないかということなのだが、それは可能だ。

こまめなオンオフを心がけることが大事
とにかく我慢するというのはなしとして、単純に入れっぱなしや冷やし過ぎを回避すればいいわけで、まずマメにオンとオフを繰り返す。オフにしてもしばらくは、車内は涼しいのでそのまま走りつつ、暑くなってきたらオンにする。冬の場合も同じなのだが、曇りが発生しないなら、そもそもエアコンを入れる必要はないだろう。

オンとオフ、温度設定を意識してマメに調整するだけでも、アナログ簡易エコモードは可能。