車中泊をする人が増えマナー違反も目立つ
道の駅の整備なども追い風となり、車中泊をする人が増えて久しい。車中泊人口が増えれば残念ながら車中泊の際のマナー違反を目にすることも多くなる。代表的なマナー違反を挙げてみたい。
1)駐車場1台分以上のスペースを使う
具体的にはウォーニング(クルマのルーフ側面などに備え付けられた日よけ)を出す、椅子やテーブルを出すといった行為。それに伴い車外で飲酒するなどして、大きな声を出すのも同様だ。
2)調理
車外を含む場合はもちろん、車内においても煙などが出るのはNG。
オートキャンプ場などを利用すると自由度が高まる
3)水を汲むなど手洗い以外で水を使う、排水
排水に関する例としては水のタンクがあるキャンピングカーにはグレータンクと呼ばれる汚水タンクがあり、その排水などだ。
4)業務用などのコンセントからの盗電行為
これは車中泊に限らずだが、トイレや自販機などのコンセントからスマホなどを充電する行為は犯罪となる。
5)連泊
道の駅や高速道路のSA&PAでの車中泊は、あくまでもクルマを安全に運転するための仮眠の延長として若干グレーな部分も含みながら認められているもの。それだけに道の駅などを拠点とした連泊はNG行為だ。
まとめれば道の駅や高速道路のSA&PAは公道と同様の公共の場所だけに、周りの迷惑になるような行為は慎まなければならないということである。1から5に該当することをしながらの車中泊をしたい場合には、スポーツ走行をする際にはお金を使ってサーキットに行くようにオートキャンプ場などを利用したい。
宿泊代を節約しながら移動の自由が増え、楽しみが多い車中泊の旅がしにくくならないよう、マナーを守った車中泊をしたいものだ。