雪による立ち往生で60時間の缶詰! 事前に「通行止め」の措置がとれないワケ

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「予防的な通行止め」の判断は容易ではない!

今年のお正月明けは、各地で記録的な大雪に見舞われた。福井県では北陸道が大雪でストップ。1000台以上が立ち往生し、陸上自衛隊まで出動し、解消まで60時間もかかってしまった。



なぜ、これほど大規模な立ち往生になる前に、高速道路を通行止めにできなかったのか? いわゆる「予防的な通行止め」を実施していれば、ここまで大変なことにはならなかったのでは???



そこでNEXCO中日本にどうして、立ち往生が出る前に、通行止めが出せないのかを聞いてみた。



担当者によると、



降雪時も、つねに道路状況を確認し、安全に利用できると判断している限り、通行止めにはしていない。しかし、現実は一台のクルマが立ち往生してしまっただけで、連鎖的に立ち往生がはじまってしまうので、予想が難しく、「予防的な通行止め」の判断は容易ではないらしい。



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通行止めを実施するかしないかについては、NEXCOと地元警察、自治体などとの協議のうえで決めることになっているが、早めに予防的な通行止めを実施すると、今度は一般道に車両が集中し、そちらの交通が麻痺する可能性もあって苦慮しているとのことだった。



雪による立ち往生で60時間の缶詰! 事前に「通行止め」の措置がとれないワケ



そうした立ち往生を防ぐために、NEXCOではスタッドレスタイヤ装着車にも、チェーンの携行を呼びかけたりしているが、最後はドライバー一人ひとりが判断するしかない。



雪による立ち往生で60時間の缶詰! 事前に「通行止め」の措置がとれないワケ



NEXCO中日本のホームページをみると、降雪予報やライブカメラによる降雪状況をチェックできるページや高速道路の除雪作業箇所をチェックできる「除雪NAVI」などへもアクセスできる。これらの情報と天気予報を確認し、移動を控えたり、自分から早めに高速道路を降りるのが、いまのところもっとも有効な自衛手段といえるだろう。



高速道路が怖いのは、一度立ち往生に巻き込まれると逃げ道がないこと。今回のように10時間、20時間、30時間も身動きがとれなくなることを考えたら、大雪が予想されているときは、高速道路に乗るのはできるだけ控えたほうが得策だ。

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2021年1月19日の経済記事

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