アンテナの向きを工夫したりオルタネーターノイズを解消するのも手

ラジオというのは、ドライブ中のお供として定番中の定番だ。今ではスマホ経由でインターネットラジオを聴いたりすることも増えているかもしれないが、AMやFMを聴きながらドライブするのは独特の雰囲気がある。



しかし、ラジオは電波を使っている以上、雑音が入りがちなのも事実。雑音でなくても、電波の状態によっては結果的にノイズ的なものが発せされることもある。



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まず、電波の強弱だが、これはアンテナの向きによってけっこうよくなることがある。知っておきたいのはAMとFMの電波の特性によるアンテナの向きで、前者は立てていたほうが入りやすく、後者は横に寝かしていたほうが入りやすい。あとは、AMでは走行している向きでも変わってくる。



快適ドライブの敵「ラジオのノイズ」! 発生する数々の原因と「消す」方法とは?



また、エンジンの回転に合わせてヒューンといったノイズが入るのは、オルタネーターノイズと呼ばれるもので、これはその名のとおり、発電機からのノイズが被ってしまうもの。根本的な原因としてはオーディオと車両のマッチングで、解消するには専用のフィルターを付けてやるといい。さらにアースの強化やコネクターを磨くなど導通を高めてやるのも対策として効果的だ。



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このオルタネーターノイズは社外品のオーディオにした場合にとくに出やすく、純正品では当然ノイズについてもしっかりと検証されたうえで採用しているので、問題はほとんど出ない。オルタネーターからだけでなく、ランプ類などを後付けした際にもノイズは出やすく、なにをやっても直らない場合は外したり、別のものに付け替えるしかないだろう。ちなみに原因の探求方法としては、オルタネーターも含めて怪しい電装品のカプラーを抜いてみて、消えればそこに問題あるということになる。



そして最近は減っているが、バイクやスクーターが横を走るとバリバリというノイズが入るのは二輪車の点火系からのものなので、致し方ないし、すぐに通り過ぎるので、それほど大問題にはならないだろう。



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