インテリアには「エコ」素材が多数活用されている
プラダ、グッチ、アルマーニといったラグジュアリーブランドが「ファーフリー宣言」をして「エコファー」を使い始めたり、ステラ・マッカートニーをはじめとして環境に優しい「エコレザー」に切り替えるブランドが続出するなど、ファッション業界では世界的にSDGsが進んでいる印象を受けます。でもその波は、クルマでも大きな流れになりつつあるのです。
日本メーカーでは、創業100周年記念モデルとしても注目を浴びた、マツダMX-30のインテリアがとてもサステイナブル。
環境負荷を低減する3つの新開発素材が使われていて、まずドアトリムはペットボトルのリサイクル原料が使われ、ファブリックシートにはリサイクル糸を約20%使用しています。生産過程で有機溶剤を使わない人工皮革、プレミアムビンテージレザレットでレザーシートも上質に仕立てられています。
そしていちばん目をひくのは、センターコンソールに使われたコルク素材。これは環境を考えているだけでなく、マツダが創業時にコルクを作る会社だったことから、ヘリテージコルクと呼ばれて、100周年記念の証ともなっています。
続いては、5月から販売開始されたばかりの新型アウディA3。先代でアウディとして初めてペットボトルのリサイクル原料が採用され、1台で100本以上の1.5リットルペットボトルが使われていたんですが、その割合を今後もっとアップしていくと宣言していました。
新型はシートに最大で45本、カーペットに最大62本が使用されているほか、室内の静粛性を向上するための遮音材などにも再生資源を採用しているとのこと。それでも、見た目には洗練されたインテリアで、上質感もしっかり向上させているのがすごいですね。
日本のペットボトルのリサイクル率は、約86%(2019年統計)で世界的に見ても高いんです。ぜひ、日本車にもこれからどんどん採用が進んでいくことを期待します。
BMW i3は製造工場までエコ!
次は、こうしたリサイクル素材をインテリアに採用したクルマの先駆けとも言える、BMW i3。無駄なものが何にもなく、ガラ~ンと広くシンプルなインパネをはじめ、個性的な室内には、ペットボトルのリサイクル原料はもちろん、オリーブの葉やユーカリなど、自然由来の原料が多く使われていたのです。
その割合はなんと、目に入る範囲の80%以上がリサイクル原料または再生可能原料という徹底ぶり。しかも言われなければそうとはわからないくらい、センスのいいインテリアに仕上がっているのが素晴らしいところです。しかも、このi3を生産しているドイツのライプチヒ工場では、風力発電などの自然エネルギーで、工場すべての電気を賄っているとのこと。塗装工程でも排水を出さない工夫があるなど、本気のサステイナブルを感じさせてくれますね。
さてもう一つ、過去にはちょっと変わったリサイクルが話題となりました。2009年のデトロイトショーで、レクサスの展示ブースがレクサス車のリサイクル素材で作られていたのです。
しかもブース内には、ニューヨークの宝石商である「Kenny Hwang」が、レクサス車からリサイクルされた貴金属で仕立てたネックレスやブレスレッド、指輪が展示されていました。というのも、このショーで新たなハイブリッドセダンとなる「HS」を披露したのですが、そのインテリアの約30%に植物由来のエコプラスチックが使われ、防音材やアンダーカバーなどにもリサイクル素材が採用されており、環境との調和をブース全体でアピールしていたのでした。
地球環境への配慮はもちろん、貧困をなくし、ジェンダー平等や質の高い教育、安全と経済成長を世界全体で実現していこうとする持続可能な開発目標を定めた「SDGs」は、今や幼稚園児でも習っています。いくらいいクルマを作るためだとしても、贅沢のために動物を殺し、森林を伐採したり水を汚したりするなんて、もはや言語道断という時代になりました。私たちユーザーにできることは、なるべくSDGsに沿ったクルマ作りをしているメーカーを応援すること。ここにご紹介したメーカー以外にも、さまざまな取り組みがありますので、ぜひ情報を集めてみてほしいと思います。

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