この記事をまとめると
■クルマを下取りや買い取りに出すときは査定を受ける



■キズや凹みなどを直す意味はないと言われる



■査定アップに有効な手立て5つを紹介



基本的にはクルマの内外装をキレイにすること!

愛車を手放すとき、廃車にするのは別として、まだ乗れる場合はできるだけ高く手放したいもの。下取りでも、買取専門店に売るときでも同じだ。高く売れれば、次の購入へ補填して少しでも予算的に有利になる。

手放す際にやっておきたいことはあるのだろうか? 一般的にキズや凹みは自分で直しても、査定はアップしないのでそのままのほうがいいと言われるが、その逆にこれはやっておいたほうがいいことを整理してみた。



1)洗車をする

査定士はプロだけに隠しても無駄だし、表面的なきれいさは関係ないとよく言われる。事実ではあるのだが、査定士も人の子だけに、汚いよりはきれいなほうがいい。某買取チェーン店でも、気持ちとして数千円程度だがプラスしている。



「査定士も人の子」クルマの買い取りに出す前のひと手間で「値段...の画像はこちら >>



2)車内はきれいにしておく

掃除をするというだけでなく荷物は下ろしておく。そんなの当たり前だろう、と思うかもしれないが、査定士に聞くといつも使っているまま差し出されることはけっこあるという。査定士はもっと内面的なところをチェックするとはいえ、ゴチャゴチャになっているクルマの査定はしたくないというのが本音。カーペットをめくってみようとしても荷物が邪魔など、そもそも査定作業に差し障りがあることもある。



「査定士も人の子」クルマの買い取りに出す前のひと手間で「値段」が変わる! 直前でもできるお手入れ5つ



3)ニオイは消しておく

そもそもニオイが消せるかというのは大きな問題で、消せないこともある。それゆえ、買い取っても臭っているわけで、それでは高く取れるわけはない。手放すことを決めてから、地道に時間をかけて消していくのが手だ。また、自分ではニオっていないと思っていても臭いがするときがあるので、第三者に判断してもらうのもいい。また、喫煙者でも車内では吸わない、換気をしながら吸うなど、日頃の配慮も効く。



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きちんと管理されていた証があるといい

4)ペダルはきれいにしておく

昔から言われるポイントで、ペダルはきれいにしにくいし、そもそもきれいにするという意識がいかないので、程度の判断に最適というのだが、そんな簡単なところでは判断しないという意見もある。査定士に聞いてみると、見ることは見るという。きれいだからどうというのではなく、汚かったり、ゴムが片減りしていると、印象はよくないとのこと。



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5)点検簿は乗せておく

中古車の場合、なぜだか点検簿がないものも多いが、売却する時はあったほうがいい。中古なので元からなかったという例もあるだろうが、その場合は買ったときに新たに積んでおく。もちろんまっさらのままでなく、チャンと点検などを受けて記入されていないと意味はなし。



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以上、5つのポイントを紹介してみた。どれも数万円一気に上るものではないが、少しでも印象をよくするには効果的なものばかりだ。丁寧に扱っているかは、雰囲気でわかるという査定士もいるだけに、ポイントを抑えつつ、日頃から手放す時のことを考えて扱うようにするといいだろう。

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