この記事をまとめると
レクサスがバッテリーEV専用モデル「RZ」を世界初公開



■一充電航続可能距離はWLTCモードで約450kmを記録



■価格や販売日などの詳細は未定



ついに姿を現した「e-TNGA」採用のレクサス版BEV

レクサスがバッテリーEV専用モデル「RZ」を世界初公開した。このRZは、2019年に発表された電動化技術を用いた基本性能の大幅な進化を実現するという電動化ビジョン「Lexus Electrified」 に基づき、レクサスがBEVを軸とするブランドへと変革する起点となるモデルだ。



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エクステリアデザインは全体的に加速感と躍動感を表現しており、フロントデザインを「スピンドルボディ」という塊造形とすることで独自性を出した。

サイドは、フロントフェンダーを摘んで後方に引っ張ったような加速感を感じさせるデコラインと、リヤフェンダーのタイヤを強調する力強い立体的な造形により、躍動感ある走りのイメージを表現。リヤは水平基調のデザインに、張り出したタイヤを強調する造形を組み合わせたデザインとなっている。



トヨタbZ4Xよりもちょっと大きくて低い! レクサスの新時代到来を告げるBEV「RZ」を世界初公開



パワーユニットの出力はフロントが150kW、リヤが80kW。航続距離はWLTCモードで約450kmだ。サイズは全長4805×全幅1895×全高1635mm、ホイールベースは2850mm。これは、兄弟車となるトヨタbZ4Xやスバル・ソルテラと比べると、全長で+115mm、全幅で+35mmほど大きく、逆に全高は-15mmと低くなっている。ボディカラーは6色を設定する。



BEV専用プラットフォームは、バッテリーの車両フロア下への搭載による低重心・低慣性モーメントという運動性能の素性に優れた特徴を持つ「e-TNGA」を採用。



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また、ドライバーの意図に沿った気持ちの良い走りを実現するために新規開発された四輪駆動力システム「DIRECT4」を搭載。これは、車輪速センサー、加速度センサー、舵角センサーなどのセンサー情報を用いて前後の駆動力配分を100:0~0:100の間で制御するシステムで、発進加速性と操縦安定性の向上、低電費などを実現している。



また、駆動ユニットとして、モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化した高出力モーター「eAxle」を新規開発。コンパクトな構造の「eAxle」が、RZに広い車内空間をもたらしていることも見逃せない。



進化したステアバイワイヤがステアリングの持ち替えを無くす

低く配置したインパネを組み込んでだインテリアは、シンプルなドアトリムが開放的でクリーンな印象を与えている。



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また、バイオ素材を30%使用したサステナブルな素材「ウルトラスエード」をシート等に施すことで上質な空間を実現するとともに、ロングホイールベースの恩恵を受けた後席は1000mmのカップルディスタンスを確保したゆとりある空間になっている。シートにはウルトラスエードの他に2種類の素材を採用しており、インテリアカラーは3色を設定する。



ステアリングは、従来の円形ステアリングに加えてヨーク型ステアリングを設定。これはステアリング制御とステアバイワイヤを進化させたことで搭載が実現したものであり、ステアリング操舵角を約±150°とすることで、交差点やUターン、車庫入れ、ワインディングなどのあらゆる運転シーンにおいて、ステアリングを持ち替える必要のない運転操作を可能としている。



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また、RZは高効率ヒートポンプシステムと輻射熱ヒーター(フィルム式) を採用。シートヒーターと輻射熱ヒーターの使用時にエアコンと協調し、電池消費を抑える制御を導入している。



今回の発表では価格や販売日に関するアナウンスはなかった。果たしてbZ4Xと同様にリースのみの取り扱いとなるのか、それともスバル・ソルテラのように、これまで同様の販売形式となるのか、その続報にも期待したい。



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2035年には販売するすべての車両をBEVとすることを目指しているレクサス。このRZが、その第一歩となる。

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